フラメンコ

フラメンコのカスタネット、スペイン語ではカスタニューラ、ジプシーの言葉ではパリージョと言うらしい。

 札幌は例年より遅い今日、初雪になった。
とは言え、積もる程には降らないので、夜中の雨音がうるさかっただけだった。
 明日はもう少し暖かくなるらしい。

 私は8歳から16歳までクラシックバレエを習っていたし、足の形が『トゥシューズを履くために有る様な足だよ!』と先生に言われる程の『ギリシャ型』の足を持っている為、習い始めて二年で主役を踊ったくらい、踊る事は好きだった。
 そんな訳で、カルメンを歌う時には踊りながら歌うのだけど、バレエでフラメンコ風に動いていただけなので、今度は本格的に『フラメンコ』で、しかも、『カスタネットの歌』を本物のパリージョを打ち鳴らしながら、踊り乍ら歌おうと思い、十月初めから習い始めた。

 まるっきり初めての事なので、入門編のクラスとカスタネットを使って踊るクラスの二つを取っている。
 まだ、両クラス合わせて5回しかやっていないが、パリージョは連打もしっかり出来る様に練習した。

 只、これを頭上に持って来ると鳴り辛いので、もう少し訓練が必要だが、未だ、始めて一月にも成らないのだから、優秀な方だと自負している。

 人間にとっては、歌舞音曲とは至極当然、自然な行為だと思うのだけど、いつも間にか、一部の人達が大儲け出来る世の中に成っているのがおかしい、と思うのは私だけか!?