続きっぽいもの
そのときめきには続きっぽいものがありまして。
翌日だったかな、帰りは雨だったのです。

んだけど、この頃、私ら照明ズは毎朝7時集合(てか正確には7時作業開始)。ギリギリを生きる私はTVも観ませんでした。てか皆寝てるのに付けれないってのもあったけどv
で、朝刊の届く音が聞こえても取りに行かないダメなハタチ。
てことで天気予報を知らなかった。
ロッカーの鍵を失くしたので(どうしようもなくダメなハタチ)傘が無くて、まあ土砂降りでもなかったから普通に帰り始めてた。
したらね、
「あうとー、傘は?」
って。
私が持ってないって言った後か先かは覚えてないけど、すっと頭上が傘で被われた。
ほんとすっと。
このなんて慣れた手つき!
こんのフェミニストめ(-_-;) (注:自称(オワッテル))
あまりに普通だったから、後ろから先輩に「相合傘だー。」って言われるまで事に気付いてなかった(汗)
因みにその先輩は急いでたので、言ってそのまま前を走って通り越していきました(笑)

手つきこそは普通すぎだけど、彼の内心はどうなってるんだろう。
やっぱ当然だと思ってるのかね~。
去年、雨の中自転車で帰ろうとする大道具の男の子がいた。私は外集合の間は彼に傘をさしてた気がするけど、帰りとなると躊躇した。彼は真っ直ぐ行き、私は普段は右へ曲がる。私は真っ直ぐ行っても普通に帰れた。
けど。
いつもと違う道で、でもって歩きの私が自転車の彼に傘をさしてやる・・・。
それって世間的にどうなのかなって。
そんな風に躊躇して、結局彼にささずに右折した。

そんな去年の苦い記憶が蘇って馬鹿馬鹿しく思った。傘に入りながら、なんも意識することじゃなかったんじゃんと悲しく思った。かわいそうなことしたかなって。
・・・でもね。やっぱ彼みたくこんな堂々と傘をさせないよ、やっぱ。
優しいんだけどね、このフェミニスト君。
よく今日まで一緒に作業したり帰ったりしてくれたよ。
不思議な所はあるけど。
・・・ありがとさん☆彡