ベルカント座、座長の徒然

　先週の金曜日にはまる一時間歌いっぱなしコンサートをしたばかりで、ピアノを弾きながら、日本歌曲〜Mozart : Motett,の２、３楽章を歌い、最後にはオペラ＝ドニゼッティ作曲「連隊の娘」、最後にベッリーニの「ノルマ」から清らかな女神よ、まで歌ったので、両腕は勿論の事、背筋を物凄く酷使するのでガチガチに固まってしまいました。
　それでも土曜日にも用事で出掛け、休んでいられなかったので凝りが更に深く成って、昨日は頭痛に成った様です。

　今日はお風呂に入ってから調整に出掛けて、いつもの調整師に治して貰い、大分楽に成りました。

　ベルカント唱法では腹筋は勿論の事、背筋を酷使するので、どうしても筋肉は疲労します。
歌手とはアスリートと同じなので、本番に如何に最高の状態に持って行けるか、常に調整が必要です。
　いざ本番終了後には、今度はメンテナンスをやっておかないと、疲労が蓄積してしまって具合が悪く成ります。

　常に「薄氷を踏む思い」で務めています。