インドネシアと韓国の「品格の差」2体の像に滲み出る矜恃 (1/6ページ)
インドネシアは17世紀以降350年にわたりオランダの過酷な植民地支配に苦しめられていた。白人至上主義が蔓延していた時代で徹底した愚民政策。利用価値のある一部を除き教育・医療を受けさせず。イスラム教の信仰も禁止した。そして言い伝えがあった・・
《外部より侵入した白い人間に支配される時代が続く。その後、北から黄色い人間が来て、白い人間を追い払う》
そのインドネシアでの言い伝えどおりになる日が訪れた。真珠湾攻撃と同時に日本軍が遂に動いた。1942年、帝國陸軍はわずか9日間でジャワ島の聯合軍を降伏させ、圧政より解放した。日本が資源だけが望みなら真珠湾攻撃も広域に戦争を拡大させる必要などなかった。
米との戦争回避で引く手もあった。何故に欧米列強の殖民地支配に攻撃を仕掛けたのか。大東亜戦争は追い詰められた日本の自存自衛兼欧米列強からの解放戦争だった。この大東亜戦争が無かったら今日のアジアの開放があったかは疑問である。それが証拠に日本が米からの広島・長崎への原爆投下によりポツダム宣言受諾後、イギリス・オランダ軍が再度インドネシアを侵攻、攻め入った。それに抵抗したのがインドネシア独立戦争であった。

【補注】《武器弾薬を巡って》
※日本がポツダム宣言受諾後、インドネシアの独立派は、予想されるオランダとの戦争に備えるために日本の陸軍将兵・国民を一方的に虐殺し武器・食料を略奪した。帝國陸軍は抑止のため、極めて抑制的な報復攻撃を加えた。インドネシア側は後に複数の検証により自らの非を認めている。

ただし、ポツダム宣言受諾(敗戦)後も日本残留兵千数百名がインドネシア独立戦争のために共に戦っていることからして意図的な武器弾薬の横流しもあったとされている。

【過去記事より】
インドネシアと韓国の「品格の差」2体の像に滲み出る矜恃 (1/6ページ)

【記事】2014.1.12 08:30 自ら独立を勝ち取った国家と、外国に解放してもらった国家では《品格の差》が滲(にじ)み出る。歴史を正視できる《矜恃(きょうじ)の差》と言い換えても良い。
矜恃あるインドネシアは、防衛省に2011年、大日本帝國(ていこく)の軍人・官吏から不屈の「セイシン(精神)」を学び、対オランダ独立戦争を戦い抜いたスディルマン陸軍大将(1916~50年)の銅像を寄贈した。独立戦争指導者より初代国軍総司令官となった将軍は、教科書や士官学校の戦史教育で登場。目抜き通り名にまでなった。
片や韓国。日本の敗戦後、米国が解放した・・・続きを記事元で詳しく読む