【パラオ共和国と日本の関係】
第一次大戦の時、それまでドイツ領であった南洋群島を日本が開放(大正3年1914年)しました。 その後、第二次大戦終了(昭和20年1945年)までの31年間、日本の委任統治領とされて自治が認められました。 その間の日本の統治の内容は病院を造り伝染病をなくし、学校を造り教育を施しました。 しかし、第二次世界大戦勃発・・日本軍は夜間に島民を船で全員避難させて、ペリリュー島で4倍以上の数のアメリカ軍を相手に、日本軍のゲリラ兵34名を除いた1万名以上が殆ど玉砕。 この戦場となったビーチがアメリカ兵の血で染まったことからオレンジビーチと呼ばれるようになりました。

2015年に天皇皇后・両陛下がご訪問され、ペリリュー州は4月9日を「天皇皇后両陛下ご訪問の日」として州の祝日に法律で制定した。