イメージ操作=印象操作とは何か。
■今回はイメージ操作(印象操作)のお話です。■

森友学園の問題で違法性が何一つ発見されていません。

まず昭恵夫人の100万円寄付の問題、
はい、選挙区外の豊中で仮に100万円寄付していたとしても違法性はありません。
仮に安倍総理自身が寄付していたとしても特に違法にはならない。

次いで手紙での問い合わせとメールでのやり取り、
まあこれは昭恵夫人とその秘書に対してですが仮にこれが政治家が答えたものだったとしても、政治家が様々なところから陳述を受け、それを役所に問い合わせて回答することは普通に行われていることですのでこれも違法性はありません。

で、今回の件でよく聞いたのが忖度(そんたく)っていうやつ・・・
役所が政治家から頼まれたから政治家の心の内を忖度して優遇したと・・・
はい、これも違法性はありません、そうだったとしても政治家の違法な関与の証拠にはならないんですね。

仮にそこに何か不適切な処理があったとしても現状野党が追及している程度の状況ではそれは役所と学園の問題であって政治家の責任追及にはならない、
「政治スキャンダル」にはならないですね。
政治スキャンダルでもないこの程度の問題を長時間かけて「国会の予算委員会」で追及していること自体がそもそも不適切。
国会はその運営に1日数億の経費が掛かります、たかだかこの程度の政治スキャンダルでもない問題に国会の貴重な時間を長時間浪費することは国民の血税を浪費していることになるのですね。
政治スキャンダルで政権の在り方そのものの追及でないのなら不適切です。

ではどうしたら政治スキャンダルになるのか?
簡単なことです、国会議員の違法な関与を証明すればいいだけです、
つまるところ問い合わせ、忖度で終わらずにそこに不当な金の流れが有ったということを証明すればいい、
要は政治家が金を貰って不当な優遇をしたという証拠があれば政治スキャンダルになります、斡旋収賄罪とかね・・・

籠池氏はこれをしようとしたようですが断られてますね、断られるとね、政治スキャンダルにならないんですよ・・・
一方断られても贈賄は申し込んだだけで罪になりますので森友学園側はこれが証明されればこれだけで罪になります。
このような不当な金の流れが有ったのか無かったのかは知りませんが、それを証明できない時点で野党の負け、この件は政治スキャンダルにはできないんですね。

法治国家である我が国において疑わしいで罰せられることはあってはならないことで、政治家の違法な関与が証明できない無能な野党の追及は税金の無駄使いでしかないんですね、
でもその程度のことはいくら野党が無能だからといっても当然にわかっているはずです、なぜ無駄だと分かっていることにこんなに長い時間をかけるのか?
それは野党の目的がこの件を政治スキャンダルにし与党の誰かを辞任に追い込むことではないからでしょうね、
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■では何が目的か?、与党が違法で不適切なことをしているというイメージを国民に与えること、イメージ戦略ですね。
最初から目的は与党支持率の低下で、文字通り「印象操作」でしかないからですね。