2015年06月の記事


午前3時
大きな声を張り上げて通り過ぎて行く酔っ払いの声で目がさめた。

なにか面白い夢を見ていたのだが
酔っ払いに少し腹がたったとたんに
夢の内容を思い出せなくなってしまった。
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ツバメの巣
もう何年も前のこと
ある駅の改札を出たところで
ツバメのさえずりが聞こえ
親鳥が目のすぐ前を飛び去っていった。
見ると火災警報器の上に巣があって
赤ちゃんツバメが数羽、顔をのぞかせて囀っていた。
駅のあちこちに巣があって
ツバメが引っ切り無しに飛び交っていた。
珍しい光景に胸が躍る。
若いお姉ちゃんたちが携帯で写真を撮っているのを見て
少しうらやましく思った。
私は未だに携帯を所持していない。
駅の近くの食品スーパーマーケットの軒先にも
ツバメの巣があって、商品に糞などが落ちないように
軒下に開いた傘を逆さにして吊るしてあった。


駐車場もロータリーもない辺鄙な駅
あれから何年になるだろう。
久しぶりにその駅に降り立った。

改札口の外、火災警報器の上のツバメの巣から
2羽のツバメが飛び出して私の目の前を横切り
飛び去っていった。
巣に赤ちゃんツバメはまだ居ないようだ。

近くの食品スーパーの軒先には
ツバメの巣も逆さに吊るした傘もなかった。

小説「阪急電車」の舞台となったあの駅
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雨音で目がさめた。 運転は慎重に。
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