末っ子との初めての映画
 眠くなる前に日記を綴ることにしましょう。
 なにしろビールを飲みながら更新しているものだから。。いつ眠りに就くか分かったものじゃない。

 遅い寝起きだった。ゆうに9時を回っていた。
 私は勿論のこと子供達も夜更かしで遊んでいた。
 大変なのは四男坊の公ちゃんである。なにしろ友達と映画に行く約束をしていたのだ。

 大急ぎで妻が珈琲を沸かす。トーストも急いで焼く。
 公ちゃんが急いで平らげ、友達との待ち合わせへ飛んでいった。

 さて、私と末っ子の明くんとの映画の予定は10時30分である。が、眠すぎた。
 急いで向かえば余裕で間に合うのだが。。
 日曜日の映画で初回上演である。完全指定席制だから早く並んでチケットを取らなければ良い席は無理。
 ここは一つ無理することはないな。。とばかり二回目の上演に合わせることにした。

 そんなことを知りもしない明くんは朝から張り切っている。
 カッコイイ洋服に着替え、ジャンバーを羽織ってスタンバイ状態なのだ。
 二回目の開演時間は3時30分である。時間を持て余すな。。こりゃ。

 昼過ぎに取り合えず家を出てファミレスに直行。
 リュックには勉強道具を入れていたから宿題をさせた。だって、二時間近く暇を潰すのだもの。。

 好きなものを頼んでいいよ。。って、ガストじゃたかが知れているから安心。
 食べ過ぎたのだろう。。
 山盛りポテトフライを殆ど手付かずだった。勿体無いから袋に入れてリュックの中に。

 ファミレスで長居してしまったから映画館に着いたのは開演30分前だった。
 余裕で席は取れたのだったが。。前から5列目以内と最後部の両脇くらいだけ。
 仕方が無いので前から5列目の中央部にしたのだが。。かなり近いな。

 近いからアップで見てると同じくらい迫力があった。
 視線が少し上がり気味になる。。まあ、仕方が無いか。

 時間が迫るとぞろぞろと入場者で席が埋まってくる。
 私たちは中央の席だったのでかなり早めに陣取って座っていた。
 私の隣に素敵な女性が座ったので少しわくわく、いや、どきどきしていたが、
 斜め前のシートの上部に見える「光る頭」さえなきゃ最高だったのに。
 
 ALWAYS 続三丁目の夕日という映画だが。。
 小学二年生の明くんには少々つまらないものだったかも知れないな。
 ドラえもんの映画のように笑いが無いものだったから。
 ポップコーンも全然食べれなかった雰囲気だったな。
 ペットボトルのお茶を少し飲んだくらいだった。

 新幹線から途中下車して戻り、登場した場面で。。
 うう。涙を流してしまいました。右も左も両方からです。。
 手で拭うと隣の素敵な女性に察知されそうで手を動かせなかったです。

 そうだね、お金で買えない価値がある。
 その通りです。