2003年10月の記事
2003 10/29 11:59
Category : 日記
発売直後から、ネットで探しても、どこに行っても売り切れでお待ち〜〜の状態だったんだよね〜。
1ヶ月我慢の子で、ようやく手に入れました。
でも、待ってて良かった。
期待を裏切らない、珠玉の1枚になりました。
私が、「どこに行っても無い〜〜。予約しとけば良かった〜〜」って騒いでいた時、
なんか醒めた目で見ていたうちの夫は、
聴いたとたんに嵌ってしまって、
「いいわぁ〜、これ!」だって。
学生時代、バンドやってて、ギターやボーカルやってた夫は、いきなりホコリをかぶったギター出してきて。
「久々に、コピーしたくなったよ!」だって!
我家は、車に乗ってどこかに行く時は、必ず音楽を掛けて行くんだよね。
その為に私は、子ども達が小さい時から、子ども達が良く見る番組の主題歌を集めてテープをつくって来たんだ。
96年くらいから、毎年1〜2本。
最近のアニメの主題歌って、結構J-POPやらロック系のいい曲が多いから、親の私達でも充分聴ける曲が多いんだよね。
今は物凄くBIGになってしまったGLAYも、デビュー曲はアニメの「ヤマトタケル」っていうアニメの主題歌だった。Xのヨシキがプロデュースしてた。その時、「いいジャンこれ!」って思って、テープにいれて毎日のように聴いてたんだけど、その時はなぜかあんまりブレイクしなかったんだよね?
来週から、カート場に向う我家の車内では、GUNDAMガンガン掛けて、テンション盛り上げて練習頑張るゾ!
1ヶ月我慢の子で、ようやく手に入れました。
でも、待ってて良かった。
期待を裏切らない、珠玉の1枚になりました。
私が、「どこに行っても無い〜〜。予約しとけば良かった〜〜」って騒いでいた時、
なんか醒めた目で見ていたうちの夫は、
聴いたとたんに嵌ってしまって、
「いいわぁ〜、これ!」だって。
学生時代、バンドやってて、ギターやボーカルやってた夫は、いきなりホコリをかぶったギター出してきて。
「久々に、コピーしたくなったよ!」だって!
我家は、車に乗ってどこかに行く時は、必ず音楽を掛けて行くんだよね。
その為に私は、子ども達が小さい時から、子ども達が良く見る番組の主題歌を集めてテープをつくって来たんだ。
96年くらいから、毎年1〜2本。
最近のアニメの主題歌って、結構J-POPやらロック系のいい曲が多いから、親の私達でも充分聴ける曲が多いんだよね。
今は物凄くBIGになってしまったGLAYも、デビュー曲はアニメの「ヤマトタケル」っていうアニメの主題歌だった。Xのヨシキがプロデュースしてた。その時、「いいジャンこれ!」って思って、テープにいれて毎日のように聴いてたんだけど、その時はなぜかあんまりブレイクしなかったんだよね?
来週から、カート場に向う我家の車内では、GUNDAMガンガン掛けて、テンション盛り上げて練習頑張るゾ!
2003 10/27 15:08
Category : 日記
10月21日付けの読売新聞に、先月の27日に埼玉で開催された、読売・中公 女性フ
ォーラムの記事が掲載されていた。今回の議題は「いまどきの実家論」。
不況の影響などで若いカップルには共働きが増えてきている。その共働き世帯の多く
が、子育て等に係わる課題を実家頼みで乗りきろうとしている。つまり、実家のおば
あちゃんパワーを当てにして子育てしようというのだ。記事によると、結婚後、経済
的に苦しいことがあれば実家を頼りにしていいか? という問いに対して、20−30代
の36%の人が、「良いんじゃないの」と答えており、高齢世代の「頼るべきではな
い」という答えが多かったのと対照的であった。
また、経済的だけではなく、実際に子育てをおばあちゃん任せにしている夫婦も多
い。本来子育ては、夫婦が協力して行なうべきだが、不況などの影響で連日帰りの遅
い夫を当てに出来ない分、専業主婦であっても親に頼ってしまうというケースも多
い。実家での出産で、最初から母親と娘のチームによるパパ抜きの育児が始まること
もあり、夫の影は薄くなるばかりだという指摘もあった。最近では、初からそれを計
算にいれた上で親と同居する、いわゆる「マスオさん現象」も多く見られるように
なった。
世話を焼いている親世代には、現役で仕事をしている人や介護を抱えている人も多
く、体力的にもそろそろ育児の現役をこなすには無理が出てきている。それでも、世
話になっている子世帯からは「孫の躾に甘い」とか、「厳し過ぎる。干渉しすぎる」
等の声や、逆に「やってやってる」と親に言われて嫌な思いをしている子世帯などの
ケースもある。それでも、20代で親を亡くしてしまった私には羨ましい話しだが、な
ぜそこまでして親は子どもの面倒を見ようとし、子どもの側も頼ろうとするのだろう
か?
数年前の事だが「パラサイト・シングル」という言葉が流行った。社会人になってか
らも親と同居し続け、結婚もせず。洗濯や掃除など身の回りの世話全てを親にしても
らっている人達の事である。「パラサイト」とは、寄生という意味で、成人してから
も親に「寄生」して暮らす独身者達を総称している。社会人でも、食費も一切入れず
に経済面で世話になっている場合も多くあった。
これだけ聞くと、パラサイトしている子ども達の方だけに問題がありそうだが、実は
それを許している親の方にも問題がある。親離れできない子ども達と同じように、親
も子離れが出来ておらず、子どもを自立させる事が出来ないのだ。昔とは違い、今は
親世代に経済的な余裕がある。子どもが成人し社会人になったからといっても、親と
しては別に今までの暮らしと変わるわけでもなく、かえって親元に子どもがいてくれ
ることが嬉しく、ずるずるとそのままにしてしまう。親もまた子どもに依存してい
る。つまり、パラサイト・シングルは、親と子相互の依存によって発生するのだ。
今回のフォーラムで論じられていた子世代は、このパラサイト・シングル世代にあた
る。依存する事に慣れた子どもと依存される事に慣れた親の関係は、男女を問わず子
世代の婚化・晩婚化を産む。そして、結婚後も老いた親に依存した形でしか生活を行
なえないという事情から、出産人数の低下が起こる。つまり、少子化が進む事にな
る。
確かに、先の見えない不況からなかなか脱出できないでいる日本経済の現状を考える
と、親世帯から援助を受けなくては生活が成り立たない若年世帯もあるかも知れな
い。だからこそ、子育てをしている世代が背負い切れない負荷を親だけが負担するの
ではなく、社会全体で補うようなシステムの確立が必要であると思う。それと同時
に、親と子の相互依存状態の解消を図っていくことも必須であると思う。
ォーラムの記事が掲載されていた。今回の議題は「いまどきの実家論」。
不況の影響などで若いカップルには共働きが増えてきている。その共働き世帯の多く
が、子育て等に係わる課題を実家頼みで乗りきろうとしている。つまり、実家のおば
あちゃんパワーを当てにして子育てしようというのだ。記事によると、結婚後、経済
的に苦しいことがあれば実家を頼りにしていいか? という問いに対して、20−30代
の36%の人が、「良いんじゃないの」と答えており、高齢世代の「頼るべきではな
い」という答えが多かったのと対照的であった。
また、経済的だけではなく、実際に子育てをおばあちゃん任せにしている夫婦も多
い。本来子育ては、夫婦が協力して行なうべきだが、不況などの影響で連日帰りの遅
い夫を当てに出来ない分、専業主婦であっても親に頼ってしまうというケースも多
い。実家での出産で、最初から母親と娘のチームによるパパ抜きの育児が始まること
もあり、夫の影は薄くなるばかりだという指摘もあった。最近では、初からそれを計
算にいれた上で親と同居する、いわゆる「マスオさん現象」も多く見られるように
なった。
世話を焼いている親世代には、現役で仕事をしている人や介護を抱えている人も多
く、体力的にもそろそろ育児の現役をこなすには無理が出てきている。それでも、世
話になっている子世帯からは「孫の躾に甘い」とか、「厳し過ぎる。干渉しすぎる」
等の声や、逆に「やってやってる」と親に言われて嫌な思いをしている子世帯などの
ケースもある。それでも、20代で親を亡くしてしまった私には羨ましい話しだが、な
ぜそこまでして親は子どもの面倒を見ようとし、子どもの側も頼ろうとするのだろう
か?
数年前の事だが「パラサイト・シングル」という言葉が流行った。社会人になってか
らも親と同居し続け、結婚もせず。洗濯や掃除など身の回りの世話全てを親にしても
らっている人達の事である。「パラサイト」とは、寄生という意味で、成人してから
も親に「寄生」して暮らす独身者達を総称している。社会人でも、食費も一切入れず
に経済面で世話になっている場合も多くあった。
これだけ聞くと、パラサイトしている子ども達の方だけに問題がありそうだが、実は
それを許している親の方にも問題がある。親離れできない子ども達と同じように、親
も子離れが出来ておらず、子どもを自立させる事が出来ないのだ。昔とは違い、今は
親世代に経済的な余裕がある。子どもが成人し社会人になったからといっても、親と
しては別に今までの暮らしと変わるわけでもなく、かえって親元に子どもがいてくれ
ることが嬉しく、ずるずるとそのままにしてしまう。親もまた子どもに依存してい
る。つまり、パラサイト・シングルは、親と子相互の依存によって発生するのだ。
今回のフォーラムで論じられていた子世代は、このパラサイト・シングル世代にあた
る。依存する事に慣れた子どもと依存される事に慣れた親の関係は、男女を問わず子
世代の婚化・晩婚化を産む。そして、結婚後も老いた親に依存した形でしか生活を行
なえないという事情から、出産人数の低下が起こる。つまり、少子化が進む事にな
る。
確かに、先の見えない不況からなかなか脱出できないでいる日本経済の現状を考える
と、親世帯から援助を受けなくては生活が成り立たない若年世帯もあるかも知れな
い。だからこそ、子育てをしている世代が背負い切れない負荷を親だけが負担するの
ではなく、社会全体で補うようなシステムの確立が必要であると思う。それと同時
に、親と子の相互依存状態の解消を図っていくことも必須であると思う。
2003 10/24 09:49
Category : 日記
そろそろ変えようかな?
表彰台のもうちょっと上に載れたら
その時にしようかな〜?
でも、レース中っていっつも写真撮るの忘れちゃうんだよね?
もうちょっと冷静にレースを見るようにしないとだめかなヾ(_ _。)ハンセイ…
良い写真が撮れたら変えると思うので、宜しく〜!
表彰台のもうちょっと上に載れたら
その時にしようかな〜?
でも、レース中っていっつも写真撮るの忘れちゃうんだよね?
もうちょっと冷静にレースを見るようにしないとだめかなヾ(_ _。)ハンセイ…
良い写真が撮れたら変えると思うので、宜しく〜!
2003 10/21 20:35
Category : 日記
何でだろう?
GAIAX系のHPを見に行くと、必ず私のパソコンに、外部から不正アクセスが来る…。
相手のIPアドレスやネットワークを検索して、
元だと思うところには連絡を取ったんだけど。
まだ連絡もないし、解決もしない…。
今週に入ってからの、不正アクセス回数は
もう1100回を超えてるんだけど…。
引っ越さないとダメかしら?
誰だか知らないけど、いたずらなら止めて欲しい!
私のパソコンにアクセスかけても無駄だよ?
パーソナルファイアーウォール掛けてるし、
メーラーもアウトルックじゃないしね?
たいした個人情報も入ってないよ?
クレジットカード嫌いで使わないから、
その手の情報も入ってないしね。
だから、私のパソコンに直接不正アクセスしてる人、止めてね!
ま、このパソコンかなりボロだから、近いうちに買い換えちゃうから良いけどね?
世の中には、暇な人が多いもんだと飽きれてしまうよね〜?
GAIAX系のHPを見に行くと、必ず私のパソコンに、外部から不正アクセスが来る…。
相手のIPアドレスやネットワークを検索して、
元だと思うところには連絡を取ったんだけど。
まだ連絡もないし、解決もしない…。
今週に入ってからの、不正アクセス回数は
もう1100回を超えてるんだけど…。
引っ越さないとダメかしら?
誰だか知らないけど、いたずらなら止めて欲しい!
私のパソコンにアクセスかけても無駄だよ?
パーソナルファイアーウォール掛けてるし、
メーラーもアウトルックじゃないしね?
たいした個人情報も入ってないよ?
クレジットカード嫌いで使わないから、
その手の情報も入ってないしね。
だから、私のパソコンに直接不正アクセスしてる人、止めてね!
ま、このパソコンかなりボロだから、近いうちに買い換えちゃうから良いけどね?
世の中には、暇な人が多いもんだと飽きれてしまうよね〜?
2003 10/21 20:22
Category : 日記
ちゃんと表示できているんだろうか?<見に来てくれた人達に
なんか、GAIAXのイメージサーバーおかしいらしい(?)
連絡したら、調べて返事しますって言ってくれたんだけど。
私のところから見ると、他のGAIAX系の所はどこも表示がおかしいんだよね〜?
それとも、私ののがおかしいのかな〜?
う〜〜ん、悩む
なんか、GAIAXのイメージサーバーおかしいらしい(?)
連絡したら、調べて返事しますって言ってくれたんだけど。
私のところから見ると、他のGAIAX系の所はどこも表示がおかしいんだよね〜?
それとも、私ののがおかしいのかな〜?
う〜〜ん、悩む
2003 10/20 17:37
Category : 日記
私がその少女と出会ったのは、もう7年近く前のことだった。彼女は、娘が転入した
さきの保育園のクラスメートだった。見るからに賢そうで、はっきりとした美しい顔
立ち、運動神経が良さそうな軽やかな身のこなし。どれを取っても文句良いようが無
いといったかわいい少女だったのだが、「こんにちは」といって笑った彼女の笑顔
に、私は言い様のない陰があるのを感じていた。何やら、可愛く笑う彼女の後ろで、
真っ黒い陰が「ニヤッ」と笑ったように感じたのだ。
その予感は、それからしばらくして的中した。娘は、おっとりしてどん臭い所があ
る。田舎の幼稚園ではそれほど目立つ事はなかったのだが、転入先の都会の保育園で
は今までいないタイプで、珍しさからクラスの子が皆娘と遊んでくれた。だがそのこ
とが、彼女の機嫌を損ねてしまった。彼女には、娘のことがうさんくさく感じたのだ
ろう。
ほど無く娘は彼女からいじめを受け始めた。最初は子ども同志のトラブルだからと見
守っていたが、小学校に上がっても収まることは無かった。彼女の母親に言うべきか
悩んだが、噂で却っていじめが水面下になり酷くなってしまったという話を聞き。彼
女の母親に言ってもなにも解決は見ないだろうと容易に想像できた。そこで私は、娘
の考え方を変える事にした。学校とは全く違う環境の友達を沢山作れるようにした
も。しかし、事はそう簡単には進むはずがなかった。娘と私の壮絶な闘いの日々は、
娘が高学年になってもまだ続いていた。私は根気強く娘と話し合い、娘も一つ一つ解
決していった。
そんなある日、例の彼女と仲良しのA子と一緒に班を組んで社会科見学に行くことに
なった。その子も娘のいじめに荷担していた。心配した私が娘に事情を聞くと、娘は
「A子ちゃんが私を嫌いなことは分かってる。A子ちゃんが嫌な顔をした時、他の子が
嫌な気分になるでしょ?それが1番いやなんだけど、取り敢えずおもむろに嫌な顔す
るのだけは我慢してるから、私も気にしないことにしたの。だって、誰にでも好かれ
るなんて無理なことだもん。だから大丈夫だよ」といって笑った。娘は、いじめられ
ることから、自分の気持ちを上手くそらすように上手く対処出来るように成長してい
た。そしていつの間にか、いじめも消滅していった。
そして昨日、久しぶりに例の彼女の話しを聞く機会があった。彼女にいじめられてい
た子は何人もいて、大概の場合彼女の母親に話してもなんの解決も見なかったらし
い。担任の先生に相談しても、彼女は成績の良い生徒で問題はないと取り合ってもら
えなかった人もいた。
その場にいた皆が、自分だけではなかったことを知って驚いていた。その話しを聞い
ていた私は、長崎の12歳の少年を思い出した。彼には発育障害があり、なにか起こる
といきなり切れてしまうことも多々合ったという。そのことについて、母親だけでは
なく、先生や地域の人も皆感じていたのだが、彼の成績が良かった事もあり、それぞ
れが疑問を抱きながら断片的な情報を持ち、それを持ち寄ることが無かったために、
彼の異常性についてしっかりと認識できなかったのだ。
彼女の場合は、それほどの異常性を持っている訳ではなく大事には至らなかったが、
一歩間違っていたらなにか事件が起きていたかもしれない。他人のうちのお子さんに
ついてあれこれ言うのは気が引けるが、勇気を持って誰かに相談するなど情報交換や
アクションを起さなければいけないのかもしれない。これからは、親だけではなく地
域で子ども達を見つめる目を大事にしていく必要があると実感した出来事だった。
さきの保育園のクラスメートだった。見るからに賢そうで、はっきりとした美しい顔
立ち、運動神経が良さそうな軽やかな身のこなし。どれを取っても文句良いようが無
いといったかわいい少女だったのだが、「こんにちは」といって笑った彼女の笑顔
に、私は言い様のない陰があるのを感じていた。何やら、可愛く笑う彼女の後ろで、
真っ黒い陰が「ニヤッ」と笑ったように感じたのだ。
その予感は、それからしばらくして的中した。娘は、おっとりしてどん臭い所があ
る。田舎の幼稚園ではそれほど目立つ事はなかったのだが、転入先の都会の保育園で
は今までいないタイプで、珍しさからクラスの子が皆娘と遊んでくれた。だがそのこ
とが、彼女の機嫌を損ねてしまった。彼女には、娘のことがうさんくさく感じたのだ
ろう。
ほど無く娘は彼女からいじめを受け始めた。最初は子ども同志のトラブルだからと見
守っていたが、小学校に上がっても収まることは無かった。彼女の母親に言うべきか
悩んだが、噂で却っていじめが水面下になり酷くなってしまったという話を聞き。彼
女の母親に言ってもなにも解決は見ないだろうと容易に想像できた。そこで私は、娘
の考え方を変える事にした。学校とは全く違う環境の友達を沢山作れるようにした
も。しかし、事はそう簡単には進むはずがなかった。娘と私の壮絶な闘いの日々は、
娘が高学年になってもまだ続いていた。私は根気強く娘と話し合い、娘も一つ一つ解
決していった。
そんなある日、例の彼女と仲良しのA子と一緒に班を組んで社会科見学に行くことに
なった。その子も娘のいじめに荷担していた。心配した私が娘に事情を聞くと、娘は
「A子ちゃんが私を嫌いなことは分かってる。A子ちゃんが嫌な顔をした時、他の子が
嫌な気分になるでしょ?それが1番いやなんだけど、取り敢えずおもむろに嫌な顔す
るのだけは我慢してるから、私も気にしないことにしたの。だって、誰にでも好かれ
るなんて無理なことだもん。だから大丈夫だよ」といって笑った。娘は、いじめられ
ることから、自分の気持ちを上手くそらすように上手く対処出来るように成長してい
た。そしていつの間にか、いじめも消滅していった。
そして昨日、久しぶりに例の彼女の話しを聞く機会があった。彼女にいじめられてい
た子は何人もいて、大概の場合彼女の母親に話してもなんの解決も見なかったらし
い。担任の先生に相談しても、彼女は成績の良い生徒で問題はないと取り合ってもら
えなかった人もいた。
その場にいた皆が、自分だけではなかったことを知って驚いていた。その話しを聞い
ていた私は、長崎の12歳の少年を思い出した。彼には発育障害があり、なにか起こる
といきなり切れてしまうことも多々合ったという。そのことについて、母親だけでは
なく、先生や地域の人も皆感じていたのだが、彼の成績が良かった事もあり、それぞ
れが疑問を抱きながら断片的な情報を持ち、それを持ち寄ることが無かったために、
彼の異常性についてしっかりと認識できなかったのだ。
彼女の場合は、それほどの異常性を持っている訳ではなく大事には至らなかったが、
一歩間違っていたらなにか事件が起きていたかもしれない。他人のうちのお子さんに
ついてあれこれ言うのは気が引けるが、勇気を持って誰かに相談するなど情報交換や
アクションを起さなければいけないのかもしれない。これからは、親だけではなく地
域で子ども達を見つめる目を大事にしていく必要があると実感した出来事だった。
2003 10/15 10:45
Category : 日記
10月11日、新東京サーキットにてWeekEndRace Rd.5が行なわれた。
午後から雨という予報を受けて、雨用の装備を携え垂れ込めた雲をかいくぐ
るようにして、サーキットへ向う。気温も20度を下回りかなり肌寒く感じ
た。
娘にとって、今回は大人の人と一緒のレースをはじめて丁度一年という区切
りのレースとなる。前回のレースでは、公式練習でトップタイムを出し、上
位を狙えるはずであったにも係わらず、練習不足からタイムアタックできち
んと結果を出すことが出来なかった。その結果、一番混戦する中盤の順位か
らのレースとなり、アクシデントに2回も巻きこまれてしまった。
その教訓を今回のレースに生かし、是非目標である「ドライコンディション
で、出走台数の半分より上の順位または入賞」を達成すべく練習に取り組ん
だ。そこでセッティングの見直しを行ない、ペダルポジションを変えた。娘
も自分の走りの見直しをはかり、苦手としていたコーナーの克服やラインの
変更を試みた。また、自分よりタイムが遅い車を、いかに安全にスムーズに
抜くことが出来るかということも重点的に練習をしたのだ。
その結果、練習毎にタイムの更新をし、前回の優勝者のタイムとほぼ同じレ
ベルまで上げることに成功したのだ。周囲の高まる期待感と、自分自身への
プレッシャーに、かなり緊張していたようだったが、レース当日を娘はすが
すがしい顔をしていた。多分、やれるだけのことはやったという思いが娘の
中にあったのだと思う。
今回のSクラスのエントリは18台。すぐ隣のPITには、練習のときからど
うしても追いつけなかった子がいる。前回までのレースとは、少し顔ぶれが
変わった今回のレースでは、走って見ないと周りのレベルを把握することが
出来ず、メカニックである夫も何やら落ち付かない感じだった。
午前9時 公式練習開始
「先週までの練習通りの走りをすれば大丈夫だから、落ち付いてね」そう娘
に話して公式練習に送り出す。4台目にコースインした娘は、少し走りが固
い気がしたが、練習でのベストタイムで周回し、2〜3番手につけるタイム
を出していた。「良い感じじゃない!」思わずチームメイトから掛けられた声
に会釈で応えるが、内心はドキドキしていた。(このまま行ったら表彰台に載
れるかも?)そう考えただけで、身が固くなってしまうような気がした。
午前10時 タイムトライアル開始
前回のレースで、前の車にブロックされた形になり、思うようにタイムを出
すことが出来なかった教訓を活かして、今回は列の一番前にカートを運んで
そこからスタートさせることにする。すぐ前には、現在トップタイムを出し
ている子のカートがある。上手くその子に付いていけば、娘のタイム更新も
期待できた。しかし実際に走り始めると、それまで差していた薄日が雲に隠
れ、風も強くなって急に気温が下がり始めた。カートは、気温の変化でも路
面やキャブの調子が変わるので、走りながらドライバーが調整する必要が出
てくる。娘も、必死にキャブの調整をしながら走っているが、なかなか上手
く合わせることが出来ないらしい。しかも、今回のタイムトライアルでは、
殆ど単独走行でトライアルをすることになってしまった。少しでも早いカー
トが前を走っていたり、後から追いかけられたりする状況になると、自然と
タイムが上がるのだが、具体的に比較する対象が無い状態では、なかなかタ
イムが上がりにくいのだ。
結局、公式練習でのベストタイムを出すことが出来ず、8位で予選を走るこ
とになった。
午前11時 予選第1ヒート開始
レース前に、今回のレースではトップにかなり近いポジションが確保出きる
のではないかという期待があり、ドライバーの娘も、メカニックの夫もかな
り緊張していたのだが、8位といういつもと余り変わらないグリッドからの
スタートになり、それまでの緊張が良い意味で解けたような感じだった。混
戦が予想される順位ではあったが、公式練習などでのタイムから行くと、上
手くすればそこから抜けられる可能性は充分ある。「とにかく巻きこまれない
ように気をつけるよ」そう娘は私に言うと、カートをスタートさせた。
スタート直後、やはり1コーナーはかなり混戦していた。娘はコントロール
ライン通過直後コースのど真ん中にカートを進め、なるべくクリアに進める
道を慎重に選んで走っていったために、少し順位を下げてしまう。しかし、
慎重にかつ大胆に、前のカートを一台づつ抜いていく。大きなアクシデント
も起こらなかったので、9位までポジションを回復したところでフィニッシ
ュになる。
午後12時50分 予選第2ヒート開始
一つ順位を下げてのスタートではあったが、今回も第1ヒートと同じように
慎重にスタートを切って行く。今回は、余りに慎重になり過ぎて、スタート
直後に13位まで順位を落としてしまった。しかし、それでも娘は一台一台
確実に抜いて順位を回復していく。元々の順位の辺りまで回復してくると、
さすがにタイムが接近しているせいか、相手も簡単に抜かせてはくれずバト
ルになる。コーナーで少しづつ距離を詰めて、ストレートで並びかけるほど
にはなるが、3台で入り乱れた状態なのでなかなか抜くことが出来ない。
6位グループのトップの後にピッタリと他の車がついていて、娘がうまくつ
くことが出来ない。仕方なく、ストレートで早めに前の車の隣りに並び、1
コーナーの進入でインを取る。ラインがキツクなるので、下手をするとその
ままアウトに出てしまうのだが、娘はなかなかの踏ん張りを見せ、コーナー
出口で相手の前をうまく押さえることに成功する。残り2周で、今度は6位
の車にアタックをしかける。しかし、娘と7位の車が競り合っていた時に、
少し逃げらる隙を与えてしまったため、あとカート1台分及ばずにフィニッシ
ュすることになった。
午後1時50分 Sクラス決勝スタート
今回も慎重にスタートした娘は、順位を少し落としてしまう。しかしレース
中盤に3コーナーでクラッシュ発生。運良くその直後にそこを通りかかった
娘は、少しだけぶつかられたものの上手くこらえ、8位まで順位を回復する
ことに成功する。また6位争いのグループを捕らえた。またもや3台で息を
呑むバトルが始まった。どのカートも殆どタイム差は無いように見える。コ
ーナーで前のカートと並びかけるのだが、なかなか簡単には抜かせてくれな
い。そこでまた、ストレートで勝負を掛ける。前のカートも後に付かせない
ように、微妙なラインを取ってくる。そこでまた、コントロールライン手前
から、カートを横に並べる。相手も負けじと張り合ってくるが、どうにかセ
競り勝ち、娘が順位を一つ上げた。PIT前でその様子を見つめているチー
ムメイトから、歓声が上がる。
2コーナー、3コーナーも丁寧にこなし、ピッタリと前のカートについて行
く娘。少し前まで4コーナー出口が苦手だったのだが、ここの所の練習でラ
インの変更をしロスを無くして来たせいか、前のカートを突っついて行きそ
うな勢いでピッタリと追走していく。そして、集団が最終コーナーを立ち上
がってストレートに差しかかった時、娘はまた勝負に出た。ストレートエン
ドでカートを並べ、スット前に出たのだ!「やった、6位だ!」思わず私も
声を上げてしまった。その時点で、少し前に5位のカートが見えていた。今
抜いたばかりのカートからの追撃をかわしながら、少しでも前へと走らせる
が追い付くまでには至らず、そのまま6位でチェッカーを受けることになっ
た。
娘は、ずっと目標にして来た、ドライコンディションでの6位入賞を達成で
きてとても嬉しそうだった。PITに戻ると、チームメイトの皆が「頑張っ
たね!」と声を掛けてくれた。娘の師匠であるショップのお兄さんも掛けつ
けて「よくやったな!」とニッコリ笑いながら娘と握手をしていた。
それにしても今回のレースは、前回と違ってレベルが高かった。路面状態が
良かったこともあるのだが、優勝タイムが、前回のものよりも0.5秒も上回
り、今までのレースのように、大きなアクシデントが起こることも殆どなか
ったのだ。それだけに、落とした順位を回復していくのはかなり大変だった
だろうと思う。その中で、6位に入賞で来たことは、娘にとっても、娘を送
り出すメカニックの夫にとっても、大きな前進であるといえると思う。
午後から雨という予報を受けて、雨用の装備を携え垂れ込めた雲をかいくぐ
るようにして、サーキットへ向う。気温も20度を下回りかなり肌寒く感じ
た。
娘にとって、今回は大人の人と一緒のレースをはじめて丁度一年という区切
りのレースとなる。前回のレースでは、公式練習でトップタイムを出し、上
位を狙えるはずであったにも係わらず、練習不足からタイムアタックできち
んと結果を出すことが出来なかった。その結果、一番混戦する中盤の順位か
らのレースとなり、アクシデントに2回も巻きこまれてしまった。
その教訓を今回のレースに生かし、是非目標である「ドライコンディション
で、出走台数の半分より上の順位または入賞」を達成すべく練習に取り組ん
だ。そこでセッティングの見直しを行ない、ペダルポジションを変えた。娘
も自分の走りの見直しをはかり、苦手としていたコーナーの克服やラインの
変更を試みた。また、自分よりタイムが遅い車を、いかに安全にスムーズに
抜くことが出来るかということも重点的に練習をしたのだ。
その結果、練習毎にタイムの更新をし、前回の優勝者のタイムとほぼ同じレ
ベルまで上げることに成功したのだ。周囲の高まる期待感と、自分自身への
プレッシャーに、かなり緊張していたようだったが、レース当日を娘はすが
すがしい顔をしていた。多分、やれるだけのことはやったという思いが娘の
中にあったのだと思う。
今回のSクラスのエントリは18台。すぐ隣のPITには、練習のときからど
うしても追いつけなかった子がいる。前回までのレースとは、少し顔ぶれが
変わった今回のレースでは、走って見ないと周りのレベルを把握することが
出来ず、メカニックである夫も何やら落ち付かない感じだった。
午前9時 公式練習開始
「先週までの練習通りの走りをすれば大丈夫だから、落ち付いてね」そう娘
に話して公式練習に送り出す。4台目にコースインした娘は、少し走りが固
い気がしたが、練習でのベストタイムで周回し、2〜3番手につけるタイム
を出していた。「良い感じじゃない!」思わずチームメイトから掛けられた声
に会釈で応えるが、内心はドキドキしていた。(このまま行ったら表彰台に載
れるかも?)そう考えただけで、身が固くなってしまうような気がした。
午前10時 タイムトライアル開始
前回のレースで、前の車にブロックされた形になり、思うようにタイムを出
すことが出来なかった教訓を活かして、今回は列の一番前にカートを運んで
そこからスタートさせることにする。すぐ前には、現在トップタイムを出し
ている子のカートがある。上手くその子に付いていけば、娘のタイム更新も
期待できた。しかし実際に走り始めると、それまで差していた薄日が雲に隠
れ、風も強くなって急に気温が下がり始めた。カートは、気温の変化でも路
面やキャブの調子が変わるので、走りながらドライバーが調整する必要が出
てくる。娘も、必死にキャブの調整をしながら走っているが、なかなか上手
く合わせることが出来ないらしい。しかも、今回のタイムトライアルでは、
殆ど単独走行でトライアルをすることになってしまった。少しでも早いカー
トが前を走っていたり、後から追いかけられたりする状況になると、自然と
タイムが上がるのだが、具体的に比較する対象が無い状態では、なかなかタ
イムが上がりにくいのだ。
結局、公式練習でのベストタイムを出すことが出来ず、8位で予選を走るこ
とになった。
午前11時 予選第1ヒート開始
レース前に、今回のレースではトップにかなり近いポジションが確保出きる
のではないかという期待があり、ドライバーの娘も、メカニックの夫もかな
り緊張していたのだが、8位といういつもと余り変わらないグリッドからの
スタートになり、それまでの緊張が良い意味で解けたような感じだった。混
戦が予想される順位ではあったが、公式練習などでのタイムから行くと、上
手くすればそこから抜けられる可能性は充分ある。「とにかく巻きこまれない
ように気をつけるよ」そう娘は私に言うと、カートをスタートさせた。
スタート直後、やはり1コーナーはかなり混戦していた。娘はコントロール
ライン通過直後コースのど真ん中にカートを進め、なるべくクリアに進める
道を慎重に選んで走っていったために、少し順位を下げてしまう。しかし、
慎重にかつ大胆に、前のカートを一台づつ抜いていく。大きなアクシデント
も起こらなかったので、9位までポジションを回復したところでフィニッシ
ュになる。
午後12時50分 予選第2ヒート開始
一つ順位を下げてのスタートではあったが、今回も第1ヒートと同じように
慎重にスタートを切って行く。今回は、余りに慎重になり過ぎて、スタート
直後に13位まで順位を落としてしまった。しかし、それでも娘は一台一台
確実に抜いて順位を回復していく。元々の順位の辺りまで回復してくると、
さすがにタイムが接近しているせいか、相手も簡単に抜かせてはくれずバト
ルになる。コーナーで少しづつ距離を詰めて、ストレートで並びかけるほど
にはなるが、3台で入り乱れた状態なのでなかなか抜くことが出来ない。
6位グループのトップの後にピッタリと他の車がついていて、娘がうまくつ
くことが出来ない。仕方なく、ストレートで早めに前の車の隣りに並び、1
コーナーの進入でインを取る。ラインがキツクなるので、下手をするとその
ままアウトに出てしまうのだが、娘はなかなかの踏ん張りを見せ、コーナー
出口で相手の前をうまく押さえることに成功する。残り2周で、今度は6位
の車にアタックをしかける。しかし、娘と7位の車が競り合っていた時に、
少し逃げらる隙を与えてしまったため、あとカート1台分及ばずにフィニッシ
ュすることになった。
午後1時50分 Sクラス決勝スタート
今回も慎重にスタートした娘は、順位を少し落としてしまう。しかしレース
中盤に3コーナーでクラッシュ発生。運良くその直後にそこを通りかかった
娘は、少しだけぶつかられたものの上手くこらえ、8位まで順位を回復する
ことに成功する。また6位争いのグループを捕らえた。またもや3台で息を
呑むバトルが始まった。どのカートも殆どタイム差は無いように見える。コ
ーナーで前のカートと並びかけるのだが、なかなか簡単には抜かせてくれな
い。そこでまた、ストレートで勝負を掛ける。前のカートも後に付かせない
ように、微妙なラインを取ってくる。そこでまた、コントロールライン手前
から、カートを横に並べる。相手も負けじと張り合ってくるが、どうにかセ
競り勝ち、娘が順位を一つ上げた。PIT前でその様子を見つめているチー
ムメイトから、歓声が上がる。
2コーナー、3コーナーも丁寧にこなし、ピッタリと前のカートについて行
く娘。少し前まで4コーナー出口が苦手だったのだが、ここの所の練習でラ
インの変更をしロスを無くして来たせいか、前のカートを突っついて行きそ
うな勢いでピッタリと追走していく。そして、集団が最終コーナーを立ち上
がってストレートに差しかかった時、娘はまた勝負に出た。ストレートエン
ドでカートを並べ、スット前に出たのだ!「やった、6位だ!」思わず私も
声を上げてしまった。その時点で、少し前に5位のカートが見えていた。今
抜いたばかりのカートからの追撃をかわしながら、少しでも前へと走らせる
が追い付くまでには至らず、そのまま6位でチェッカーを受けることになっ
た。
娘は、ずっと目標にして来た、ドライコンディションでの6位入賞を達成で
きてとても嬉しそうだった。PITに戻ると、チームメイトの皆が「頑張っ
たね!」と声を掛けてくれた。娘の師匠であるショップのお兄さんも掛けつ
けて「よくやったな!」とニッコリ笑いながら娘と握手をしていた。
それにしても今回のレースは、前回と違ってレベルが高かった。路面状態が
良かったこともあるのだが、優勝タイムが、前回のものよりも0.5秒も上回
り、今までのレースのように、大きなアクシデントが起こることも殆どなか
ったのだ。それだけに、落とした順位を回復していくのはかなり大変だった
だろうと思う。その中で、6位に入賞で来たことは、娘にとっても、娘を送
り出すメカニックの夫にとっても、大きな前進であるといえると思う。
2003 10/13 13:54
Category : 日記
娘は、前回行なわれたレースでは、公式練習でトップと変わらないタイムを出せていたにも係わらず、日頃の練習時間の不足から、自分よりタイムの遅い車をスムーズに抜くことが出来ず、タイムトライアルで目標タイムを出すことが出来無かった。また、その後も、思わぬアクシデントに見まわれ。予選第1ヒートでは、スタート直後の1コーナーでリタイヤ。予選第2ヒートでは、20位⇒10位と健闘を見せるものの、決勝でまたもやアクシデントに遭い。一部トラブルを抱えたままの状態で、14位完走という結果に終わってしまった。
そこで、前回のレースを教訓として。次回レースでは、上位入賞を目指すべくセッティングの見直し等を行なった。その結果、目標(前回のレースの優勝者のタイム)をクリア出来るくらいまでタイムを伸ばすことが出来た。
娘は中学に上がり、カートの練習に行く以外日は、土日も殆ど早朝から日暮れまで部活に時間を取られる生活を送っている。それでも、吹奏楽部でトローンボーンのレギュラーポジションを獲得し、カートでも練習の度にタイム更新をしている。先週の練習でも、自分なりに良い感触を掴んだらしいく、次のレースでの入賞出来るではという期待がかなり出てきたらしい。
今までレース一週間前から、緊張するようなことは余り無かったのだが、今回はかなり様子が違う。なにやら落ち付かないようだ。カートを始めてから丸5年。大人の人とレースをはじめてもうすぐ1年になる。今回ほど、自分でも入賞への確実な手応えを感じでいることは無かったのだろうし、もうそろそろ結果が欲しいのも正直な話しだと思う。それだけに、自分の中でのプレッシャーも大きいのかもしれない。
しかし、彼女は中学1年生。つまり本業は学生である。その学生のお仕事は勉強。
という事で、実は、レース前の2日間に中間テストが実施されるのだ。カートも
頑張って欲しいけど、親としてはこちらも頑張って頂きたいというのが本音。
秋の陽はつるべ落しとは良く言ったものだ。部活を終え、すっかり暗くなってか
ら帰宅した娘は、夕飯を食べ終わると早々に部屋にこもってしまった。少し心配
になって部屋に行ってみると、娘は一生懸命机に向って勉強していた。覗きこん
だ私に気がついた娘は振り向きながら、「なんかレースのことが気になって緊張
してきちゃったから、テスト勉強してるの。適当なところで切り上げてお風呂入
るから、先に入っちゃっていいよ」だって。「分かった」とそれだけ言って、私
は娘の部屋を後にした。なんか違うような気もするが…。ま、いいか?
居間に戻ると、娘の緊張感や頑張りなんてどこ吹く風といった感じで、まるで緊張感のない息子が、テレビのバラエティを見ながらギャハギャハ笑っている。連日カートショップに相談に行ったり、娘のカートのメンテナンスをしていた、メカニック担当の夫は、疲れが出たのか大声で笑っている息子の隣りでうたた寝をはじめていた。
泣いても笑ってもあと数日、私はレース当日娘に事故が起きないことだけを願っ
て、どんな結果が出てもレース後には、「良く頑張ったね!」と娘に一言かけて
やりたいと思いながら、夕飯の片づけをしていた。
そこで、前回のレースを教訓として。次回レースでは、上位入賞を目指すべくセッティングの見直し等を行なった。その結果、目標(前回のレースの優勝者のタイム)をクリア出来るくらいまでタイムを伸ばすことが出来た。
娘は中学に上がり、カートの練習に行く以外日は、土日も殆ど早朝から日暮れまで部活に時間を取られる生活を送っている。それでも、吹奏楽部でトローンボーンのレギュラーポジションを獲得し、カートでも練習の度にタイム更新をしている。先週の練習でも、自分なりに良い感触を掴んだらしいく、次のレースでの入賞出来るではという期待がかなり出てきたらしい。
今までレース一週間前から、緊張するようなことは余り無かったのだが、今回はかなり様子が違う。なにやら落ち付かないようだ。カートを始めてから丸5年。大人の人とレースをはじめてもうすぐ1年になる。今回ほど、自分でも入賞への確実な手応えを感じでいることは無かったのだろうし、もうそろそろ結果が欲しいのも正直な話しだと思う。それだけに、自分の中でのプレッシャーも大きいのかもしれない。
しかし、彼女は中学1年生。つまり本業は学生である。その学生のお仕事は勉強。
という事で、実は、レース前の2日間に中間テストが実施されるのだ。カートも
頑張って欲しいけど、親としてはこちらも頑張って頂きたいというのが本音。
秋の陽はつるべ落しとは良く言ったものだ。部活を終え、すっかり暗くなってか
ら帰宅した娘は、夕飯を食べ終わると早々に部屋にこもってしまった。少し心配
になって部屋に行ってみると、娘は一生懸命机に向って勉強していた。覗きこん
だ私に気がついた娘は振り向きながら、「なんかレースのことが気になって緊張
してきちゃったから、テスト勉強してるの。適当なところで切り上げてお風呂入
るから、先に入っちゃっていいよ」だって。「分かった」とそれだけ言って、私
は娘の部屋を後にした。なんか違うような気もするが…。ま、いいか?
居間に戻ると、娘の緊張感や頑張りなんてどこ吹く風といった感じで、まるで緊張感のない息子が、テレビのバラエティを見ながらギャハギャハ笑っている。連日カートショップに相談に行ったり、娘のカートのメンテナンスをしていた、メカニック担当の夫は、疲れが出たのか大声で笑っている息子の隣りでうたた寝をはじめていた。
泣いても笑ってもあと数日、私はレース当日娘に事故が起きないことだけを願っ
て、どんな結果が出てもレース後には、「良く頑張ったね!」と娘に一言かけて
やりたいと思いながら、夕飯の片づけをしていた。
2003 10/13 10:06
Category : 日記
先日、中学1年の娘が帰宅するなり私にこう言った。
「今日ね、学校で笑われちゃった」話を聞いてみると、もうすぐ始まる中間テストの
勉強について友人と話していた時、いつも何時に寝るかという話しになったのだとい
う。娘が「10時に寝る」と答えると皆が「赤ちゃんみたい」と言って笑ったのだそう
だ。娘が、皆は何時に寝るのかと聞いてみると、殆どの子が12時か1時と答えたとい
う。
我家では、子どもの就寝時刻は10時を目安にしている。しかし、これもつい最近まで
はもっと早い時間だった。小さい子どもの睡眠時間は、9〜10時間位が良いといわれ
ている。9時に寝かせて6時半に起床すれば、約9時間半の睡眠時間が取れることに
なる。しかし、我家で9時に寝かせていたのはもっと単純な理由から、その時間に寝
ないと朝起きられないからだ。昨年まで私はフルタイムで働いていた。子ども達を送
り出してからすぐに私も出勤しなければならないという生活をしていたのだ。そのた
め朝いつまでグズグズ寝ていられると困るので、6時半に起こしてすぐに起きられる
ように早く寝かせるようにしていたのだ。
就寝時間を1時間遅くしてくれと言い出したのは、子どもからだった。見たいドラマ
や映画などが9時には終わらないことも多いので、延ばして欲しいと言い出したのだ
った。最近は、朝自分で起きるようになっていたことや、娘が中学に上がった事もあ
り、今年の4月から延長したばかりだ。しかし、9時に寝るという生活習慣が出来て
しまっているせいか。楽しみにしていたドラマが始まる前に、眠くて寝てしまうこと
も良くある。他の子達は、12時過ぎに寝て朝起きられるものなのだろうか?と疑問に
思った。
そこで、知り合いに就寝時間について聞いてみると、小学校の高学年でも、12時過ぎ
に寝るらしい。その時間まで勉強しているという子もいたが、殆ど子はテレビを見た
りゲームをして起きているらしい。「らしい」、というのは、多くの子が自分の部屋
で寝ていて、部屋にテレビやゲームが置いてあるのではっきりとは分からないという
のだ。そして、朝起きなくて困るという声も多く聞かれた。
大人になると、睡眠時間に個人差が出てくるようになり、必ずしも8時間寝るのが良
いとも言えないようだが、やはり子どもの場合は心身の成長のために9〜10時間は必
要だ。しかし、厚生労働省の調査によると、中学・高校生の3割は睡眠時間が6時間
に満たないのだという。受験などを控え、学年が上がるほどこの傾向が強くなる。そ
して、多くの子が、昼間も眠気感じていた。なかなか寝付けないとか、寝た気がしな
いなどの睡眠障害を抱えた子も多かった。注目すべき点は、昼間眠気を感じると答え
た子の多くが、「落ち込んだり希望をなくしたりすることがある」と答えている事
だ。
大人でも眠れないことが続けば、集中力が落ちたりイライラしたりする。気力が無く
なるのも分かる気がする。しかし、この遅寝の子ども達がうまれるには、それなりの
原因があるのだ。それは、小さい頃からの生活習慣である。親が遅くまで起きている
家庭では、往々にして子どもも親につられて遅くまで起きていることが多いという。
ある程度の生活習慣が身につくまでは、親が子どもの生活リズムに合わせるようにす
る必要があるのではないだろうか?秋の夜長、眠りや睡眠時間について見直してみる
のも良いと思う。
「今日ね、学校で笑われちゃった」話を聞いてみると、もうすぐ始まる中間テストの
勉強について友人と話していた時、いつも何時に寝るかという話しになったのだとい
う。娘が「10時に寝る」と答えると皆が「赤ちゃんみたい」と言って笑ったのだそう
だ。娘が、皆は何時に寝るのかと聞いてみると、殆どの子が12時か1時と答えたとい
う。
我家では、子どもの就寝時刻は10時を目安にしている。しかし、これもつい最近まで
はもっと早い時間だった。小さい子どもの睡眠時間は、9〜10時間位が良いといわれ
ている。9時に寝かせて6時半に起床すれば、約9時間半の睡眠時間が取れることに
なる。しかし、我家で9時に寝かせていたのはもっと単純な理由から、その時間に寝
ないと朝起きられないからだ。昨年まで私はフルタイムで働いていた。子ども達を送
り出してからすぐに私も出勤しなければならないという生活をしていたのだ。そのた
め朝いつまでグズグズ寝ていられると困るので、6時半に起こしてすぐに起きられる
ように早く寝かせるようにしていたのだ。
就寝時間を1時間遅くしてくれと言い出したのは、子どもからだった。見たいドラマ
や映画などが9時には終わらないことも多いので、延ばして欲しいと言い出したのだ
った。最近は、朝自分で起きるようになっていたことや、娘が中学に上がった事もあ
り、今年の4月から延長したばかりだ。しかし、9時に寝るという生活習慣が出来て
しまっているせいか。楽しみにしていたドラマが始まる前に、眠くて寝てしまうこと
も良くある。他の子達は、12時過ぎに寝て朝起きられるものなのだろうか?と疑問に
思った。
そこで、知り合いに就寝時間について聞いてみると、小学校の高学年でも、12時過ぎ
に寝るらしい。その時間まで勉強しているという子もいたが、殆ど子はテレビを見た
りゲームをして起きているらしい。「らしい」、というのは、多くの子が自分の部屋
で寝ていて、部屋にテレビやゲームが置いてあるのではっきりとは分からないという
のだ。そして、朝起きなくて困るという声も多く聞かれた。
大人になると、睡眠時間に個人差が出てくるようになり、必ずしも8時間寝るのが良
いとも言えないようだが、やはり子どもの場合は心身の成長のために9〜10時間は必
要だ。しかし、厚生労働省の調査によると、中学・高校生の3割は睡眠時間が6時間
に満たないのだという。受験などを控え、学年が上がるほどこの傾向が強くなる。そ
して、多くの子が、昼間も眠気感じていた。なかなか寝付けないとか、寝た気がしな
いなどの睡眠障害を抱えた子も多かった。注目すべき点は、昼間眠気を感じると答え
た子の多くが、「落ち込んだり希望をなくしたりすることがある」と答えている事
だ。
大人でも眠れないことが続けば、集中力が落ちたりイライラしたりする。気力が無く
なるのも分かる気がする。しかし、この遅寝の子ども達がうまれるには、それなりの
原因があるのだ。それは、小さい頃からの生活習慣である。親が遅くまで起きている
家庭では、往々にして子どもも親につられて遅くまで起きていることが多いという。
ある程度の生活習慣が身につくまでは、親が子どもの生活リズムに合わせるようにす
る必要があるのではないだろうか?秋の夜長、眠りや睡眠時間について見直してみる
のも良いと思う。
2003 10/12 10:13
Category : 日記
いつも覗いてくださる皆さんありがとうございます。
10/11(土)に、千葉県の新東京サーキットで行なわれました、ウイークエンドカートレースで、Sクラス6位入賞しました!
応援下さいました方々、ありがとうございました!
10/11(土)に、千葉県の新東京サーキットで行なわれました、ウイークエンドカートレースで、Sクラス6位入賞しました!
応援下さいました方々、ありがとうございました!
2003 10/08 13:33
Category : 日記
自分では、頑張ってるつもりだけど、
やっぱ最初からそれだけって言うのは難しいよね。
一緒に仕事をしようって声を掛けてくれた人がいて、
先日一緒に御飯食べながら(あんなお店久々〜〜)話しをしたけど、やっぱりすぐに稼動するには難しいらしい。
今は、ちょっとづつでも足元を固めないとダメだなって、思いなおした。
で、取り合えず応募した会社から
書類選考に通ったので面接にきて下さいとの返事が来た。
上手く行けば、在宅のまま仕事が出来そうだ。
ネットで見つけた仕事だし、どんな会社なのかよく分からずに、仕事の内容だけで応募したんだけど。
たまたまそこの会社の仕事を受けてる友達がいて、
どうやらちゃんとした会社らしかったので一安心。
担当の人のことも、友達は知っている人のようなので、友達も一言口をきいてくれるという。
これで上手くいくといいな〜。
さてと、まだ面接には日にちがあるから、
取り敢えず書かなきゃ行けない原稿仕上げて、
メルマガの2号の原稿も仕上げなくちゃ!
やっぱ最初からそれだけって言うのは難しいよね。
一緒に仕事をしようって声を掛けてくれた人がいて、
先日一緒に御飯食べながら(あんなお店久々〜〜)話しをしたけど、やっぱりすぐに稼動するには難しいらしい。
今は、ちょっとづつでも足元を固めないとダメだなって、思いなおした。
で、取り合えず応募した会社から
書類選考に通ったので面接にきて下さいとの返事が来た。
上手く行けば、在宅のまま仕事が出来そうだ。
ネットで見つけた仕事だし、どんな会社なのかよく分からずに、仕事の内容だけで応募したんだけど。
たまたまそこの会社の仕事を受けてる友達がいて、
どうやらちゃんとした会社らしかったので一安心。
担当の人のことも、友達は知っている人のようなので、友達も一言口をきいてくれるという。
これで上手くいくといいな〜。
さてと、まだ面接には日にちがあるから、
取り敢えず書かなきゃ行けない原稿仕上げて、
メルマガの2号の原稿も仕上げなくちゃ!
2003 10/06 20:57
Category : 日記
近頃、同じサークルで活動している仲間の一人の元気がない。彼女は、社会的常識を
持っており、きちんと自分の意見を持ち、行動力もあり明るい人なのだ。なんでもな
い風に装っているが、どことなく悩んでいるのが感じられた。私は、お節介かな?と
も思いつつ、彼女に話しを聞いてみた。すると、旦那さんのことで悩んでいるのだと
いう。
彼女の旦那さんは、高校の先生をしている。彼女曰く、その旦那さんから日々小言を
言われるのが苦痛なのだという。家事や育児の事に関して、かなり細かいところまで
チェックが入り、その事についてかなり色々といわれるらしいのだ。しかし、私がサ
ークルで一緒に活動していても、テキパキと仕事を進めていく彼女に、そんなに毎日
小言を言われるほどの落ち度があるようには見えなかった。最初は話しにくそう
にしていた彼女だが、私がウンウンと聞いているうちに少しづつ、どんなことを言わ
れるのか、細かいことを話してくれた。
行動力のある彼女は、学校でも色々な役員をやらされたり、サークルの活動にも積極
的に参加したりと忙しい日々を送っている。決して家事をなおざりにいしている訳で
はないのだが、日によっては帰りが少し遅くなってしまう日もある。すると、それだ
けでもだんなさんに小言をもらうのだ。確かに、一家を預かる主婦の立場で、夕食に
支障が出てしまうような時間に帰宅するのはいけないことなのかも知れない。しか
し、たまにある程度のことなのだからいいではないか?と反論したくなるのも道理で
ある。
しかし、彼女のだんなさんは高校の先生である。理詰めでいろいろ迫られ、彼女に反
論の余地は残されないのだという。彼女は、だんなさんに責められるたびに心に傷を
追う。しかしその事すらも、精神的に弱く、甘えている証拠で、おまえが悪いのだ」
という事らしい。私は彼女に「それって、DV(ドメスティックバイオレンス)じゃな
い?」と言った。
DVとは家庭内で行なわれる暴力のことで、大概の場合、夫から妻への身体的暴力をさ
す事が多い。先に制定された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法
律(DV防止法)」でも、婚姻関係の有無を問わず、パートナーから身体的暴力を振
るわれている場合に限り、被害者を保護救済することを目的にしている。しかし実際
には、言葉などの精神的暴力を振るわれているケースはかなり多いのだ。DVではない
か?という私の問いに対して、彼女ははっとして黙ってしまった。
DVの特徴として「緊張期」という、加害者は暴力などの自分の行為を完全には肯定し
ていないところがあるのだが、被害者は暴力を振るわれないために、相手を刺激しな
いようにする時期がある。それが、何かのキッカケでその緊張が崩れた「激しい暴
力」が起こる。しかし、暴力を振るった後に加害者の態度は一変し、暴力を振るった
事への後悔とパートナーへ謝罪の言葉をもって、優しく接する。これはDVには、根底
に「暴力で相手を支配する」という欲望があり、支配する相手に逃げられては困ると
いう本能がそうさせるので、その加害者の心からの言葉ではないのだ。
繰り返される暴力と、さげすみの言葉に、自信を無くした被害者は、「私が悪いの
で、暴力を振るわれても仕方が無い」という思いを抱くようになる。暴力が行なわれ
るのが家庭なので、問題が発覚するのが遅れたり、加害者はもちろん被害者でさえ
も、自分が陥ってる状況がDVだとは気がついていないことも多く、それを目の当たり
にする子ども達への影響も心配されている。
彼女のケースはまさしくそのものだったのだ。今、DVに関しての相談窓口が色々なと
ころに設置されている。もし、彼女のように一人で悩み傷ついている人がいるとした
ら、少しでも早い時期に相談に行くことをお薦めする。そして世の男性達も、もしか
したら加害者になっている可能性があることを知って欲しい。
持っており、きちんと自分の意見を持ち、行動力もあり明るい人なのだ。なんでもな
い風に装っているが、どことなく悩んでいるのが感じられた。私は、お節介かな?と
も思いつつ、彼女に話しを聞いてみた。すると、旦那さんのことで悩んでいるのだと
いう。
彼女の旦那さんは、高校の先生をしている。彼女曰く、その旦那さんから日々小言を
言われるのが苦痛なのだという。家事や育児の事に関して、かなり細かいところまで
チェックが入り、その事についてかなり色々といわれるらしいのだ。しかし、私がサ
ークルで一緒に活動していても、テキパキと仕事を進めていく彼女に、そんなに毎日
小言を言われるほどの落ち度があるようには見えなかった。最初は話しにくそう
にしていた彼女だが、私がウンウンと聞いているうちに少しづつ、どんなことを言わ
れるのか、細かいことを話してくれた。
行動力のある彼女は、学校でも色々な役員をやらされたり、サークルの活動にも積極
的に参加したりと忙しい日々を送っている。決して家事をなおざりにいしている訳で
はないのだが、日によっては帰りが少し遅くなってしまう日もある。すると、それだ
けでもだんなさんに小言をもらうのだ。確かに、一家を預かる主婦の立場で、夕食に
支障が出てしまうような時間に帰宅するのはいけないことなのかも知れない。しか
し、たまにある程度のことなのだからいいではないか?と反論したくなるのも道理で
ある。
しかし、彼女のだんなさんは高校の先生である。理詰めでいろいろ迫られ、彼女に反
論の余地は残されないのだという。彼女は、だんなさんに責められるたびに心に傷を
追う。しかしその事すらも、精神的に弱く、甘えている証拠で、おまえが悪いのだ」
という事らしい。私は彼女に「それって、DV(ドメスティックバイオレンス)じゃな
い?」と言った。
DVとは家庭内で行なわれる暴力のことで、大概の場合、夫から妻への身体的暴力をさ
す事が多い。先に制定された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法
律(DV防止法)」でも、婚姻関係の有無を問わず、パートナーから身体的暴力を振
るわれている場合に限り、被害者を保護救済することを目的にしている。しかし実際
には、言葉などの精神的暴力を振るわれているケースはかなり多いのだ。DVではない
か?という私の問いに対して、彼女ははっとして黙ってしまった。
DVの特徴として「緊張期」という、加害者は暴力などの自分の行為を完全には肯定し
ていないところがあるのだが、被害者は暴力を振るわれないために、相手を刺激しな
いようにする時期がある。それが、何かのキッカケでその緊張が崩れた「激しい暴
力」が起こる。しかし、暴力を振るった後に加害者の態度は一変し、暴力を振るった
事への後悔とパートナーへ謝罪の言葉をもって、優しく接する。これはDVには、根底
に「暴力で相手を支配する」という欲望があり、支配する相手に逃げられては困ると
いう本能がそうさせるので、その加害者の心からの言葉ではないのだ。
繰り返される暴力と、さげすみの言葉に、自信を無くした被害者は、「私が悪いの
で、暴力を振るわれても仕方が無い」という思いを抱くようになる。暴力が行なわれ
るのが家庭なので、問題が発覚するのが遅れたり、加害者はもちろん被害者でさえ
も、自分が陥ってる状況がDVだとは気がついていないことも多く、それを目の当たり
にする子ども達への影響も心配されている。
彼女のケースはまさしくそのものだったのだ。今、DVに関しての相談窓口が色々なと
ころに設置されている。もし、彼女のように一人で悩み傷ついている人がいるとした
ら、少しでも早い時期に相談に行くことをお薦めする。そして世の男性達も、もしか
したら加害者になっている可能性があることを知って欲しい。
2003 10/04 05:47
Category : 日記
今日も、これから新東京に練習に行ってきます!
という事で、BBSにカキコ頂いたレスは遅れます。
11日のウイークエンドに向けての最終調整です〜!
って先週、ペダルキットを取って見たら大失敗で、また慌ててつけたんで、セット変わっちゃったんだよね〜。
元のタイム&セットまで戻せるだろうか?
っじゃ、行ってきます!
という事で、BBSにカキコ頂いたレスは遅れます。
11日のウイークエンドに向けての最終調整です〜!
って先週、ペダルキットを取って見たら大失敗で、また慌ててつけたんで、セット変わっちゃったんだよね〜。
元のタイム&セットまで戻せるだろうか?
っじゃ、行ってきます!