2003 10/13 10:06
Category : 日記
先日、中学1年の娘が帰宅するなり私にこう言った。
「今日ね、学校で笑われちゃった」話を聞いてみると、もうすぐ始まる中間テストの
勉強について友人と話していた時、いつも何時に寝るかという話しになったのだとい
う。娘が「10時に寝る」と答えると皆が「赤ちゃんみたい」と言って笑ったのだそう
だ。娘が、皆は何時に寝るのかと聞いてみると、殆どの子が12時か1時と答えたとい
う。
我家では、子どもの就寝時刻は10時を目安にしている。しかし、これもつい最近まで
はもっと早い時間だった。小さい子どもの睡眠時間は、9〜10時間位が良いといわれ
ている。9時に寝かせて6時半に起床すれば、約9時間半の睡眠時間が取れることに
なる。しかし、我家で9時に寝かせていたのはもっと単純な理由から、その時間に寝
ないと朝起きられないからだ。昨年まで私はフルタイムで働いていた。子ども達を送
り出してからすぐに私も出勤しなければならないという生活をしていたのだ。そのた
め朝いつまでグズグズ寝ていられると困るので、6時半に起こしてすぐに起きられる
ように早く寝かせるようにしていたのだ。
就寝時間を1時間遅くしてくれと言い出したのは、子どもからだった。見たいドラマ
や映画などが9時には終わらないことも多いので、延ばして欲しいと言い出したのだ
った。最近は、朝自分で起きるようになっていたことや、娘が中学に上がった事もあ
り、今年の4月から延長したばかりだ。しかし、9時に寝るという生活習慣が出来て
しまっているせいか。楽しみにしていたドラマが始まる前に、眠くて寝てしまうこと
も良くある。他の子達は、12時過ぎに寝て朝起きられるものなのだろうか?と疑問に
思った。
そこで、知り合いに就寝時間について聞いてみると、小学校の高学年でも、12時過ぎ
に寝るらしい。その時間まで勉強しているという子もいたが、殆ど子はテレビを見た
りゲームをして起きているらしい。「らしい」、というのは、多くの子が自分の部屋
で寝ていて、部屋にテレビやゲームが置いてあるのではっきりとは分からないという
のだ。そして、朝起きなくて困るという声も多く聞かれた。
大人になると、睡眠時間に個人差が出てくるようになり、必ずしも8時間寝るのが良
いとも言えないようだが、やはり子どもの場合は心身の成長のために9〜10時間は必
要だ。しかし、厚生労働省の調査によると、中学・高校生の3割は睡眠時間が6時間
に満たないのだという。受験などを控え、学年が上がるほどこの傾向が強くなる。そ
して、多くの子が、昼間も眠気感じていた。なかなか寝付けないとか、寝た気がしな
いなどの睡眠障害を抱えた子も多かった。注目すべき点は、昼間眠気を感じると答え
た子の多くが、「落ち込んだり希望をなくしたりすることがある」と答えている事
だ。
大人でも眠れないことが続けば、集中力が落ちたりイライラしたりする。気力が無く
なるのも分かる気がする。しかし、この遅寝の子ども達がうまれるには、それなりの
原因があるのだ。それは、小さい頃からの生活習慣である。親が遅くまで起きている
家庭では、往々にして子どもも親につられて遅くまで起きていることが多いという。
ある程度の生活習慣が身につくまでは、親が子どもの生活リズムに合わせるようにす
る必要があるのではないだろうか?秋の夜長、眠りや睡眠時間について見直してみる
のも良いと思う。
「今日ね、学校で笑われちゃった」話を聞いてみると、もうすぐ始まる中間テストの
勉強について友人と話していた時、いつも何時に寝るかという話しになったのだとい
う。娘が「10時に寝る」と答えると皆が「赤ちゃんみたい」と言って笑ったのだそう
だ。娘が、皆は何時に寝るのかと聞いてみると、殆どの子が12時か1時と答えたとい
う。
我家では、子どもの就寝時刻は10時を目安にしている。しかし、これもつい最近まで
はもっと早い時間だった。小さい子どもの睡眠時間は、9〜10時間位が良いといわれ
ている。9時に寝かせて6時半に起床すれば、約9時間半の睡眠時間が取れることに
なる。しかし、我家で9時に寝かせていたのはもっと単純な理由から、その時間に寝
ないと朝起きられないからだ。昨年まで私はフルタイムで働いていた。子ども達を送
り出してからすぐに私も出勤しなければならないという生活をしていたのだ。そのた
め朝いつまでグズグズ寝ていられると困るので、6時半に起こしてすぐに起きられる
ように早く寝かせるようにしていたのだ。
就寝時間を1時間遅くしてくれと言い出したのは、子どもからだった。見たいドラマ
や映画などが9時には終わらないことも多いので、延ばして欲しいと言い出したのだ
った。最近は、朝自分で起きるようになっていたことや、娘が中学に上がった事もあ
り、今年の4月から延長したばかりだ。しかし、9時に寝るという生活習慣が出来て
しまっているせいか。楽しみにしていたドラマが始まる前に、眠くて寝てしまうこと
も良くある。他の子達は、12時過ぎに寝て朝起きられるものなのだろうか?と疑問に
思った。
そこで、知り合いに就寝時間について聞いてみると、小学校の高学年でも、12時過ぎ
に寝るらしい。その時間まで勉強しているという子もいたが、殆ど子はテレビを見た
りゲームをして起きているらしい。「らしい」、というのは、多くの子が自分の部屋
で寝ていて、部屋にテレビやゲームが置いてあるのではっきりとは分からないという
のだ。そして、朝起きなくて困るという声も多く聞かれた。
大人になると、睡眠時間に個人差が出てくるようになり、必ずしも8時間寝るのが良
いとも言えないようだが、やはり子どもの場合は心身の成長のために9〜10時間は必
要だ。しかし、厚生労働省の調査によると、中学・高校生の3割は睡眠時間が6時間
に満たないのだという。受験などを控え、学年が上がるほどこの傾向が強くなる。そ
して、多くの子が、昼間も眠気感じていた。なかなか寝付けないとか、寝た気がしな
いなどの睡眠障害を抱えた子も多かった。注目すべき点は、昼間眠気を感じると答え
た子の多くが、「落ち込んだり希望をなくしたりすることがある」と答えている事
だ。
大人でも眠れないことが続けば、集中力が落ちたりイライラしたりする。気力が無く
なるのも分かる気がする。しかし、この遅寝の子ども達がうまれるには、それなりの
原因があるのだ。それは、小さい頃からの生活習慣である。親が遅くまで起きている
家庭では、往々にして子どもも親につられて遅くまで起きていることが多いという。
ある程度の生活習慣が身につくまでは、親が子どもの生活リズムに合わせるようにす
る必要があるのではないだろうか?秋の夜長、眠りや睡眠時間について見直してみる
のも良いと思う。