ボクハ・キミガ・スキ
http://www.youtube.com/watch?v=w1qjY9U9FDM
http://www.amazon.co.jp/ボクハ・キミガ・スキ-コバルト文庫-谷山-浩子/dp/4086115352

まず驚くべきは下の小説。
1991年だよ、10年もむかしに歌手が自分の曲とコラボしたライトノベルを書いているなんてステキ過ぎる。
ということで、ミーハーなノリで取り寄せて読んだわけだが、内容は予想を超えて切なかった。
誰しも、友情を超えた感情をもてあます経験はあると思うのだが、そんな自分を肯定的に受け止めそばに居てくれるのがこれまた友情以上恋愛感情未満の異性、という歯がゆすぎる設定は小説でないと描けないのではないかと。
(実際アニメ化はされていない、表現しづらすぎて無理なんだろうな)

そして曲のほう。
下手な感想よりこのブログを載せておくほうがいいな、と思うほどうなずけるものを見つけた。
http://ameblo.jp/tenpousen/entry-10560695602.html
「ボク」が好きな「キミ」は女の子ではなく男の子、この事実は時間が経過するほど後から知るときのインパクトは大きいんだね。

さて。
秋も急激に深まり、手先も冷たくなる日が増えることだろう。
温めるときにため息のようにはぁっとするばかりでは気持ちも滅入るので、この言葉も呪文みたいに混ぜてつぶやいてみようかな。