光のページェントの下で
ケヤキ並木の通りの下ね
いつもいつも歩き続けるの

世間の厳しさも
冷たさという仕打ちも
自分自身への葛藤も
たったひとりという現実も

なんだかね
涙が出そうなくらい
頼りない…さみしさとか抱えてるのに

このケヤキ並木が
に一斉に
煌々と、イルミネーションの光に包まれる
そんな季節に

あなたと並んで歩く
そんな夢を抱くだけで
その涙を打ち消す
そんな…僅かな希望を持つことが

大人になった齢20の私が
唯一できる
楽しみだった