夜景、ひとり
高層ビルの展望台から
ひとり 夜景を見つめて  


溶け込んでしまえればいいのに…

何度も ふと 思っていた

少し狭めた目に
溜まる雫が
視界をさえぎる


…そういえば
あなたが居ないんだと

宵闇とビルの光の合間を見つめて
ただ…それを思った