チョット こっちにいらっしゃい!
我家の 次男怪獣はかなりの  ☆聞かん坊☆
昨晩もあまりに怪獣バトルが行きすぎてたので
Kinta母さん 堪忍袋の緒が切れた

    次男怪獣クン チョットこっちに来てごらん

ただならぬ雰囲気に ビクゥ~っと引き気味の次男怪獣
でも そんなことお構いなし
細っこい手を引いて 玄関へ
外に出されると 危険を感じて バタツク怪獣くん

「やだぁ~ ごめんなさ~い」
    いいから 靴を履きなさい

それから 次男怪獣の手を引いて 夜の田舎道を二人で散歩
虫の泣き声がチリチリ聞える中 テケテケテケ。。。

    兄弟 4人しかおらんのやから もっと仲よぅせんばぁ。。。ねぇ?
「・・・・・。」

    次男怪獣クン どうして言う事聞けないかなぁ?
「だって 大人は怒ってばっかりやもん。。。」
    そっかぁ・・・。。。
「僕のお話 聞いてないときもあるでしょ。。?」

     
    あぁぁ そうやね。 忙しい時 お返事せんとき あったねぇ。。
    ごめんねぇ 次男怪獣クン。 淋しい思いさせとったんやね。
    ホントに ごめんね。

物凄く反省・・・。 私には直接言わなかったけど 我慢してたんだ・・・。
返事返ってこんかったら・・・さびしかったよね。
悪いのは 子供ばっかしじゃない。
ほんとに ごめん・・・

    今日は なんでケンカになったん?

「末娘怪獣がね 僕のゲームの電源消したと」
    そうやったんね。
    でも 女の子ば蹴るといかんね。 まだ小さいけん 分らんから。
 今度は お母さんに教えてね。

「ウン わかった・・・。」


真暗で街灯がない田んぼのあぜ道 二人でしんみり話しながら
繋いだ手を振り振り 30分くらい歩いたかな?

ゆっくり子供の話を聞く耳 持たなきゃな
お互い反省しながらゆっくり歩いて 玄関に着いた時には
怪獣クンも私もニッコリ

思いつきで行った 夜の散歩やったけど
ゆっくりと話せた いい時間でした
思わず ぎゅぅ~っと 抱しめてしまった