コマーシャル
CMはCOMMERCIAL MESSAGE
CFはCOMMERCIAL FILM
どう違うのか、一般にテレビはCF、新聞、ラジオなどはCMです。でも普通はコマーシャル
っていいますよね。
このテレビのコマーシャル見てて何か気づきませんか。急に音量が大きくなるのです。そうなんです。コマーシャルになると音量が大きくなるようになっているのです。それとこのコマーシャル15秒間の間にこれほどまでにドラマ仕立てになっているものが多くなっているのに感心しませんか。いま私が最も気にいっているCFはトヨタのCFで恋人の女性が男性の車の窓ガラスに口紅でさようならって書いて列車に乗り込んでいくやつです。男性はそれを見て車で列車を追いかけるんですね、そうすると女性がそれに気づき列車の窓を開けて自分を追いかけてくれたとおもって自分の名前を呼んでいる男性に向かって自分も男性の名前を呼ぶのです、すると男性は女性に向かって、窓ガラスを指差しながら「拭いていけよ」っていうものです。このCFをみたとき大笑いしました。すごいCFだなって感心しました。これほどどんでん返しの結末で終わるCFもめずらしい。でも各社凄いCFに工夫をしていますよね。有名外国人タレントを使うものから、めちゃくちゃローカルなCFまで、製作に何千万円から何億までかけてその上、放送時間帯によって値段が決まるCF。そこまでして作っているこの15秒間の物語を皆さんはどういう感じで捕らえているんでしょう。確かにコマーシャルによって爆発的に売れる物もあればコマーシャルにお金をかけた割には売れない物もあるでしょうし。会社にすればこの15秒間で売上が決まるかもしれないのです。製作するほうも必死でしょう。
そして、もうひとつ重要な役割を果たしているのが後ろに流れている音楽です。最近では歌手の人たちもこのCFからヒット曲が生まれる傾向にあるので必死でしょう。じつにこの15秒間にいろいろなものが凝縮されているのです。
じつに面白いですね。でもどうでしょう、CFで記憶に残るといえば面白い、すばらしい、くだらんのどれかではありませんか、前者2つはわかるとしてもくだらん面白くも何ともないCFが意外と記憶の中に残っていませんか。
私のいやだと思いながら結構記憶に残っているので、不思議だといつも感じています。
この15秒間のドラマにちょこっと感心をもって見てみてください。あなたはどのCFが好きですか。
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