2003 03/12 11:02
Category : 日記
「サムシングフォー」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
マザーグースの詩の中にも歌い込まれているのだが、4つの何か(Something)を花嫁が結婚式当日に身に着けていくと必ず幸せな生活が送れると詠い伝えだ。
4つのサムシングは
「サムシングブルー」何か青いもの(「青い鳥」同様、幸を呼ぶ色と言われており、忠実・信頼を象徴とされる色)
「サムシングオールド」古いもの(古いものは謙虚な心を意味し、受け継がれてきたものを大切に譲り受けていくという想いが込められている)
「サムシングニュー」新しいもの(新しい生活へ踏み出す大事な第一歩をあらわす)
「サムシングボロー」借りたもの(幸運を分けてもらうという意味を表し、家族だけではなく周囲の人々から愛されるというおまじないでもある)
*ウエディングプレス・ドットコム/「サムシングフォーって?」より引用
つまり、本来は幸福な結婚のためのおまじないなのだが、私はなんとなくこの「サムシングフォー」が好きで、以前からなにか新たな生活へのスタートを切るときに、縁起として取り入れるようにしていた。
そして先日の話。もうすぐ小学校を卒業する娘が卒業式で着る洋服をどうしようか?という事になった。
今、娘達世代の女の子の間では、チェックのプリーツスカートにブレザーという、アイビーテイストのまるで高校生の制服のような服が流行っている。
通販のカタログなどを見ながら、娘もそういう感じの服が欲しいと言う。
今度買いに行こうか?と話をしていて、ふと私が昔着ていたチェックのスカートがあることを思い出した。
もう20年くらい前、学生時代に私が履いていたスカートだから、娘にしたらかなり丈が長い。しかし娘は、グレーとエンジのチェック柄がえらく気に入った様子で、出来ればこのスカートの丈を直して卒業式に履きたいと言い出した。
「本当にそんなお古でいいかしら?」迷った私は、親友に相談した。すると今度は親友が、自分が若い頃に着ていたジャケットがあるから見てみないかと言い出した。
早速持ってきてもらうと、当時流行ったデザイナーズブランドのもので、上着丈が短めで中々オシャレな感じで、娘が着てもおかしくないデザインのものだった。サイズも、少し小さめな体格をしている親友のサイズが、今の娘にピッタリで、私のお古のスカートに合わせてもいい感じだった。
娘は、その友人のジャケットと、私のスカートを着て卒業式に出たいという。
親友も、「本人が良いと言うんだし、見た目もおかしくないから良いんじゃない?」と言う。
早速、私はチェックのプリーツスカートの丈をを、娘に合わせて仕立て直し、中に着るブラウスだけを新しく買いに行くことにした。
私が親友に、「まるでサムシングフォーだね」と言うと、親友も「そうだね、まあ、ある意味
新しい生活への第一歩なんだから良いんじゃない?」と言って笑っていた。
そして数日後、親友が4つのサムシングのうち娘に足りなかった「サムシングブルー」のアイテムを届けに着てくれた。とてもきれいな青いビーズで作られたブレスレットだった。
娘にとっての”サムシングフォー”それは、心から娘の幸せを願い、支えてくれている人達の存在の証しのように思えた。
マザーグースの詩の中にも歌い込まれているのだが、4つの何か(Something)を花嫁が結婚式当日に身に着けていくと必ず幸せな生活が送れると詠い伝えだ。
4つのサムシングは
「サムシングブルー」何か青いもの(「青い鳥」同様、幸を呼ぶ色と言われており、忠実・信頼を象徴とされる色)
「サムシングオールド」古いもの(古いものは謙虚な心を意味し、受け継がれてきたものを大切に譲り受けていくという想いが込められている)
「サムシングニュー」新しいもの(新しい生活へ踏み出す大事な第一歩をあらわす)
「サムシングボロー」借りたもの(幸運を分けてもらうという意味を表し、家族だけではなく周囲の人々から愛されるというおまじないでもある)
*ウエディングプレス・ドットコム/「サムシングフォーって?」より引用
つまり、本来は幸福な結婚のためのおまじないなのだが、私はなんとなくこの「サムシングフォー」が好きで、以前からなにか新たな生活へのスタートを切るときに、縁起として取り入れるようにしていた。
そして先日の話。もうすぐ小学校を卒業する娘が卒業式で着る洋服をどうしようか?という事になった。
今、娘達世代の女の子の間では、チェックのプリーツスカートにブレザーという、アイビーテイストのまるで高校生の制服のような服が流行っている。
通販のカタログなどを見ながら、娘もそういう感じの服が欲しいと言う。
今度買いに行こうか?と話をしていて、ふと私が昔着ていたチェックのスカートがあることを思い出した。
もう20年くらい前、学生時代に私が履いていたスカートだから、娘にしたらかなり丈が長い。しかし娘は、グレーとエンジのチェック柄がえらく気に入った様子で、出来ればこのスカートの丈を直して卒業式に履きたいと言い出した。
「本当にそんなお古でいいかしら?」迷った私は、親友に相談した。すると今度は親友が、自分が若い頃に着ていたジャケットがあるから見てみないかと言い出した。
早速持ってきてもらうと、当時流行ったデザイナーズブランドのもので、上着丈が短めで中々オシャレな感じで、娘が着てもおかしくないデザインのものだった。サイズも、少し小さめな体格をしている親友のサイズが、今の娘にピッタリで、私のお古のスカートに合わせてもいい感じだった。
娘は、その友人のジャケットと、私のスカートを着て卒業式に出たいという。
親友も、「本人が良いと言うんだし、見た目もおかしくないから良いんじゃない?」と言う。
早速、私はチェックのプリーツスカートの丈をを、娘に合わせて仕立て直し、中に着るブラウスだけを新しく買いに行くことにした。
私が親友に、「まるでサムシングフォーだね」と言うと、親友も「そうだね、まあ、ある意味
新しい生活への第一歩なんだから良いんじゃない?」と言って笑っていた。
そして数日後、親友が4つのサムシングのうち娘に足りなかった「サムシングブルー」のアイテムを届けに着てくれた。とてもきれいな青いビーズで作られたブレスレットだった。
娘にとっての”サムシングフォー”それは、心から娘の幸せを願い、支えてくれている人達の存在の証しのように思えた。