2003年練習始め!(2003/1/4)
今日から、またカートの練習が始まった

場所は、先月娘が雨の中五位入賞を果たした
千葉県の市原にある「新東京サーキット」だ。いつものように、まだ明け切らぬ空の下自宅を出る。しかし、昨日降った雪の影響で、首都高速は何処も路面凍結の為に入り口が封鎖されていた。

仕方が無く、かろうじて通行できたアクアラインを使って市原へ向かう

かなりの強風で、高速は何処も速度規制が張られていた

8時現地到着!風は収まるどころか強くなっていた

コースは、凍結まではしていなかったが、ビショビショでフルウエットコンディションなので、取り敢えずはレインタイヤをつけて走らせる

カート仲間から「雨女」の異名を取る娘は、ウエットの走りは得意だ。滑る路面でも上手くカートを操り、水しぶきを上げながら走っていた

お昼休みに入り、今度は息子の練習走行が始まる。今年から息子は、ジュニアのエンジンから大人用のエンジンにステップアップすることにした。しかし新東京サーキットでは、満12歳になるまでは、いかに上手いドライバーでも、一般と一緒に走ることは出来ない。ココでは一般のお昼休みが、レンタルカートとジュニア&初心者の走行時間に当てられている。つまり、まだ10歳の息子はこの時間帯での練習になる。

今日は、息子と同い年のカート仲間が、息子の大人用のカートを試乗しに来ていた。彼と息子は大の親友であり、良きライバルでもある。そして彼は今、ジュニア用の60ccのエンジンのエキスパートクラスでレースをして、大人用の100ccのエンジンは初体験になる。

息子にとっても、大人用のエンジンは久しぶりですこし様子を見ながら乗っているようだったが、息子に変わって仲間が乗り始めたら途端、息子よりも早いタイムを出してきた!すると、普段は慎重派の息子も、俄然奮起し始めた。大人用のエンジンに関しては、少しデビューが早かった息子としては、負けられない!と思ったのだろう。最初とはまるで別人のような気合の入った走りを見せる。かなり楽しく乗ることが出来たらしい、帰宅してから見てみたら、シートにかかる加重のために背中にあざが出来て下のだが、本人は気がつかなかったらしい

午後に入りまた一般の練習が始まる。完全に路面もドライになるが、午前よりも風がかなり強くなり、コースコンディションはかなり悪くなる。

娘と同じクラスの初心者用のエンジンで走っている人は殆どおらず、みなエキスパートクラスの力のあるエンジンを載せたカートばかりだった。それでも、娘は果敢にコースにチャレンジしていく。

次第に風は強くなってきて、なんと、コース上にスポンジバリアや、剥がれた看板が飛んでくるようになっていまった。PITに帰って来た娘も、他のカーターの人も、風に煽られて、コーナーでカートが横に飛びそうになるという。あまりにも危険になってきたので途中で練習を終わらせることにした。

しかし、そんな悪いコンディションの中でも、娘は着実にタイムを上げて来て、エキスパートクラスよりも約2秒落ち。という、初心者クラスのエンジでは中々のタイムを出して来ていた。

次のレースまで約一ヶ月、少しづつ調子を上げて、前回よりもう少しでも上の走りができたらと思う