ささやかなお祝い
2〜3日前に、12歳になる長女に初潮が来た

まだまだ幼い長女は、その事に戸惑う様子でも無く、ただ訳がわかってない様子だ

最近はTVなどで、女性の体の仕組みなどを放送することも増えてきて、先日それを一緒に見たところだったので

それなりに受けとめているのだろうか?でも、私からみたら、娘は自分の体の成長をただ呆然と受け入れているように見えた

どちらにしても、めでたいことなのでお祝いをしなくちゃね、とだんなと話してて、自分の時のことを思い出した

その時私は中学生になっていたし、3つ違いの弟がいたこともあって、すごく恥ずかしい気がしていて、なんだかすごく複雑な気持ちだった。

そこへ、昔ながらにお赤飯でお祝いをされて、喜ぶべきなのか?って思いながらその食卓についていたのだ

娘に「お祝い」をする旨を説明して、なにか食べたいものは?と聞くと、迷わず「ピザ!」とかえってきた

弟と二人で、ピザ屋さんのチラシを取り合って喧嘩しながらメニューを決めている姿を見ると

やっぱり普段と変わらない幼いままの長女だったが、ピザが届いて私とだんなに「おめでとう!」といわれ、少しだけ恥ずかしそうにニコッと笑った時の笑顔は

気のせいか、少し大人びて見えた

少しづつ、秋から冬に季節が移り変わって行くように

子供達も成長をして行ってるんだなと、改めて子供達の顔を見つめなおして、そう思った