八百万の神々の国で
多神教の国である日本には、いろんな神様がいる

キリスト教などの、唯一絶対、万能の神様を信じている人から見れば、不可解かも知れないが

山の神様、風の神様、火の神様etc. 森羅万象それぞれを、各々の神様が司っているという

挙句の果てには、貧乏にさえ神様を宿らせる始末だ

その神様が結構人間臭かったりして、喧嘩したり恋をしたりして、そこに神話が産まれてくる事にもなる

私は、宗教家でもなんでもないので、どちらがどうこうとは言えないが

私的にはそんないろんな神様がいる国に産まれて良かったような気がする

いろんな神様がいるからこそ、私のことを見捨てる神様もいれば、拾ってくれる神様もいるということになる

ところで、何にでも神様を宿らせるという発想はどこから来たのだろうか?と、ふと考えたことがあった

詳しく調べたわけではないが、多分それは勝手な人間の都合から来ているんじゃないか?と思う

上手く行っても行かなくても、それは神様のご機嫌次第。だから、神様にいい顔をしてもえらえるように、人は神様のご機嫌を取って一生懸命お祈りする

ただ祈るだけじゃあ神様はなかなかいい顔はしてくれないのでささげものをしたりもする

神様ばかりを頼っていても仕方がないので、「こんなに頑張っているんだから、神様、いい顔してね!」と一応自分でも一生懸命努力をする。

それでも上手くいくとばかりは限らないから、その時は神様のご機嫌のせいにする

でも、上手く行ったら。神様に一杯感謝する

いろんな神様がいるのだから、アッチでもコッチでもいろいろ感謝しながら生きていかなくちゃいけなくなる

でも、それが良いのかも知れないって、最近そんな気がする

いろんな神様に、色々とお世話になって、平穏無事に暮らせることはその神様皆のおかげなんだって、いろいろちょこちょこと感謝していく気持ちにつながっているような気がするんだ

だから私は、この国の神様達に、少しづつ守ってもらって生きているんだとそう思うことにしている

八百万の神々の宿る国で、それぞれのことを可愛がってくれる神様達を見つけて行けば、それで良いような気がしてる