「誇らしげに」
> -川越-


老いも若きも一緒になっての山車の運行。

この題を付けたのは、左の青年の高張提灯を掲げた姿からである。

半分照れ臭そうな顔をしながら、それでも毅然として誇らしげに竿を掲げて前進してくる姿が、何とも清々しく感じられたからだ。

中央で孫と同じ位の年頃の稚児さん達を引き連れてやってくるおじさんは、この町り山車の中心的存在だろうか。

老若男女を問わず、共に祭りを盛り上げる、これが祭りの醍醐味だろう。