2008年02月の記事


「真実」とは
ここで論じるつもりはない。
テーマがデカすぎる…

でも、何気ない日常にもゴロゴロしている問題でもある。

遅く起きて、何気なく新聞を見て驚いた。

『三浦和義逮捕』

一面トップに白抜きの大きな活字。
一瞬、戸惑った
「三浦って、ロス疑惑の?
でも、アイツ確か無罪になったんじゃなかったっけ…」

でも、記事を読んでいくうちにわかってきた。同時に、驚き、感嘆した。

やっぱり、アメリカはフトコロが深い。
500年の実刑、なんていうのがあるのは知っていたが、殺人犯に時効がない、というのは知らなかった。

「死刑」があっていいのか悪いのかは、おいといて、日本の場合死刑の次に重いのが「無期懲役」。
しかも、「無期」といいながら、病気にでもなって獄死なんてことにならないかぎり、百パーセントが減刑されて出獄してしまう。
日本の刑法は“法の平等”とういう精神をものすごく欠いている。

それと「時効」。
ある一定の時間が経てば、犯した罪が消える。たとえ、人を何人殺したとしても、罪には問われない…

おかしい。

三浦和義は、日本の法廷では「無罪」だったけど、アメリカという国に足を踏み入れた途端に逮捕された。
彼の国には、殺人という罪に「時効」はないのだ。
そして、もし彼が裁判で殺人罪、およびその他の余罪(たぶんあるだろう)で「有罪」の判決を受ければ、生きてシャバに戻ることはできまい。

でも、彼が「真犯人」と決まったわけではないけど、二十数年も経って捕まえるからには、それ相当の確固たる証拠なり裏づけがあってのことだろうから、日本の司直も、よーく見ていてほしい。

「真実」は、人智のおよぶかぎり究明されなければならないのだ。
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