心がーーーーーーーーー。
2008 07/16 00:53
9日付けの「足跡」書き込みに

◎★本日(9日)は私が「父」の介護を昼頃から深夜までに行って来ます。従って更新は、帰ってきてからか、次の日となります。こちらを早めに出ないと着けません。もう少ししたら出かけます。08.7.9水10:48 AM記--結局、最終電車となり、帰宅は深夜1時5分となりました。お休みなさい。08/07/10木1:29 AM改記★

と書き、あまり遅く帰って来たため、勘違いをしておりましたが、8日でなく、9日(水)の出来事でした。

まあ正確に言うと、「武蔵野」、東京、井の頭線「吉祥寺駅」最終電車0:07でしたので10日となってしまいますが、初めて、「吉祥寺駅」最終電車に乗りました。その前に、あらかじめ最終は0:50位と聞いていたのですが、こちらの聞き方が、悪かったので、終点の駅でなく、途中まで(確か「吉祥寺駅」から6か7駅ぐらい)しか行かない「富士見ヶ丘駅」止まりだったようで、途中で20分程買い物にも立ち寄ってしまったので、最終電車0:07と以外と早かったのですが、間に合い、ホッとしました。

最終でしたので、駅員が「渋谷駅」行き「最終電車です。」を何回も連呼してくれ、しばらくの間、発車せず、乗客が乗り切るまで、そして乗り切ってからも、しばし間を置き、そして動き始める。それは、地下鉄にしても、最終バスにしても、同じですが、
感激したのは、『乗り換え駅の「明大前駅」と「下北沢駅」近くなったら、乗り換えの電車に、あと何分で、間に合うか、それぞれの駅に着く少し前に、お知らせします。』と車掌アナウンスが流れた事(「少し前」と言う配慮もうれしい。)。

そして、アナウンスが流れ、もっと、うれしかったのは、「明大前駅」で、ここで、「他の電車から乗り換えてくる、お客様の電車が遅れているので、その電車を待ちます。そのお客様が乗り終わったら発車します。」「それまで、恐れ入りますが、少々、お待ち下さい。」「ご迷惑おかけします。」と駅に止まりながらの車内アナウンス。
何と親切な。心の温まる事。(「ただ今、時間調整のため少々止まります。」のでは、ないのです。)下北沢駅も同様に止まり、アナウンスがありました。

ーー私がコック修行の40年近く前は、乗り換え駅がある時は、その最終を必ず見ておき、その最終に間に合うよう、少し余裕を見て、1本か2本前の電車に乗り、乗り換え駅で、
その電車は連結した時間など考えずに時間になると、行ってしまうので、乗り遅れた人は、途方に暮れ、ほとんどタクシーという形でした。
私も何度か、そんな経験があります。ーー

そして、その温かい気分のまま、井の頭線「渋谷駅」に着き、
この電車は、車庫に、と思っていると、折り返しの「富士見ヶ丘駅」行き最終電車となりました。

次の出来事は、私は、駅の「トイレ」に行き出て改札口に向かうと、もう、ほとんど改札口に向かう人はなく、走って改札口から入ってくる人ばかし。

この場所は、人が通る改札口が横に20ぐらい並んでいる広い駅、そこに、駅員が、改札口中には、3人ほど、「最終電車です。発車しますよ。」と大きい声を張り上げ、
そして改札口、外には、メガホンを持った駅員が要所要所に5,6人が「最終電車です。発車しますよ。」「早くして下さい。」「まだ、間に合いますよ。」「待ってますよ。」と。
声を張り上げて。

そして、改札口すぐ横にも携帯の無線(トランシーバー)を持った駅員が2人。何しているんだろうな?携帯の無線まで持って大げさなと、思ったのですが、

何と、駅の50mぐらい先の東横デパートの洋服売場の通路と交差している場所にも
3人メガホンを持ち、「最終電車が、発車しますよ。」とここでも声を張り上げて、そして1人が携帯の無線を持ち、連絡しあっている。「これで、最後のお客さんが、そちらに行く、それから発車してくれ」と、「これでお客さんは、無いようだ」と言っている。
何と、ここまでのお客さんを最終電車に乗せるのかと。

だから発車のベルが、やけに長いのは気のせいと思ったのですが、そうでは有りませんでした。
サービスってここまでやるのが、そうなんだ、目に見えない親切、サービスって、これが本来なんだ。そう思った。この日でした。

そして、まだ帰らない駅員に???
何と「乗り遅れた、ひとりのおばさんが、乗り遅れたかも知れないけど、念のため、という形で、こちらに向かってきた人に」
「もう、最終電車は終わりました。」と告げ。
駅員3人は、初めて井の頭線「渋谷駅」に戻って行きました。
駅員の皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとう。
すごいものを見てしまいました。
心がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。