「ソーシャル」って?
SNSって面白いの? という本読みました。
それを元に 記事を書いていきます。

先ず、ツイッターやフェイスブック、LINEの3つを耳にする機会は増えた。
これらは「ソーシャルメディア」ないしは「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」に分類されているが、「ソーシャル」とは何のことか?

一般に「社会の」とか「社会的な」とか訳されますが、直訳すると 大事なことが溢れて行ってしまいます。日本語にはもっと適当な言葉があります。
「関係」こそ「ソーシャル」なのです。
これには「濃度」があります。

平成17年度あたりから流通情報量が飛躍的に増大し始めます。しかし、消費情報量(私たちが受け止めることができる情報の量)はほとんど増えていません。

この時、大事にされる情報とは?
「関係」の濃度の濃い人からの情報です。

ソーシャルメディア、そしてSNSとは、ありがたいものとして受け止められる「濃度の濃い情報」を得るためのツールだと理解できます。
すべての情報は得られないので、誰もが「ふるい」にあたるものを用いなければなりません。
それは「関係の濃度」が濃い人たちを意味することがとても多くなっています。
「ロングテール」「フリー」の概念を提唱した、インターネット時代の最大の論客クリス・アンダーソン氏が次のように言っている。
「私は主要メディアの記事を読みますが、自分から読みに行くことはしません。記事の方から来るのです。今日、多くの人がプロフェッショナルによるフィルタリングにより、ソーシャルフィルタリングを選ぶようになっています。私が信頼する人たちによって精査されたニュースが、私のもとに届くのです」
フィルタリングとは、「情報をふるいにかける」行為のこと。
⭐️「ロングテール」とはインターネット・ショッピング・モールは売り場の物理的な制約を受けないゆえの無限の商品陳列が可能な状態を指す。
「フリー」とは「コピー可能なものはタダ(フリー)に近づいて行く」ことを主張した言葉。