醒めたくなかった
君といた
二人で一緒に歩いていた
手を繋いでた
笑い合ってた

…瞼を開くと
横たわっていた僕の体

夢だったんだ…
醒めたくなかった

その時

シアワセな気持ちと
悔しいような涙が
溢れて溢れて
僕の手を滲ませていった

醒めたくなかった