魔法の粒、私の杖
私は
生きづらさ、という荷物を抱えている

普通と言われるモノより
劣るとされるのかもしれない

その荷物を軽くする為に

今日も小さな、魔法の粒を
口へ放り込むのだ

体に良い訳無いけど
生きていて、生きにくいより
ずっとずっとマシだもの

受け入れて
楽になる

視力が弱くて、眼鏡をかけたり
足を傷めて、杖をつくような感じ

いつも霧の中の
自分の意識が
やっと晴れていくような感じに

少し救われた