高1
ケータイも持っていない私は

友達とのやりとりも
部屋のパソコンだけが頼り

あの時ね、
片想いしていたキミと話す手段は
たったコレだけだったんだ。

バイトも禁止

あとは
こっそり持ってたプリペイドケータイだけ

でも、だからこそ
君と過ごす時間は限られていた

だからこそ
無駄にしないように
ひとつひとつを目一杯
メッセージを送ろうと決めていた