片見月
 平安時代のこと、それも貴族の世界の事であっただろう。十五夜か十三夜の月のどちらか一方しなみないことを「片見月」というと聞いたことがある。当時は両方見ないと縁起が悪いとされていたとか。

 さて自分を振り返れば、十五夜も十三夜も置き忘れているようだ。第一、月を仰ぐということもない。せめて夜空を仰いで見るくらいの、ゆとりのようなものを持ちたい、ふと感じた。

編集 yuma : 片見月ですか。片方どころかネットで教えてもらわないと月を見る事もないです。たまにはゆっくりとお月見するぐらいゆとりを持たねば・・