夜の浦安 孤独な釣人 第二十ニ夜
グンとバイトが発生。ロッドを煽り合わせを入れる。フックオンしたシーバスは水面から離れ下に下にと走る。
『大型だ!』
喜ぶのも束の間、残念ながらフックアウトしてしまう。
『がっかり…』
逃がした魚は大きいのだ (^^ゞ

2002.9.11
18:00〜19:30
2匹目のドジョウを狙いネット裏にタックルを持ち込むものの、波風共に強くルアーを投げられそうにない。
暫く状況を見ていたが、テトラに打ち付ける波しぶきが堤防に立っている私にまで飛んでくる。
これでは駄目だとばかり、ルアーを投げる事無く移動を決意。マリーナに向かう。
到着したマリーナでも西よりの横風は吹くが、何とかルアーを投げられそうである。堤防に渡り追い風に乗ってルアーをキャストする。
追い風に乗ったルアーは相当飛んだ様で、着水音も聞こえない。多分着水したのだろうと思うがラインが風に乗り、どんどん出て行く。
ベイルを戻し、リトリーブを開始するが風が強すぎてルアーが泳いでいるかどうかさえ分からない。
マリーナでのキャストはこの一投だけとして、風が避けられる鉄鋼団地に移動とする。
鉄鋼団地に入ると今まで吹いていた風が嘘のように吹いていない。
早速何時も通りテクトロを開始する。
時折グン、ココンとバイトが出るが何故かヒットに持ち込めない。
『??おい!今使ってるアスリートF7のフックは交換してあるよな。まさかと思うが昨日のままって事は無いよな。』
『いや〜昨日のままだよ』
『ダアホ〜!あれほどNo0に交換しておけと言ったろうが!』
『No0って…一体何を釣る気なの?』
『何でも良いんじゃ!このボケ!』
『ボケは無いでしょう!ボケは!』
『ボケにボケ言うて、何か悪いんかい!?』
『俺がボケなら、お前はアホや!』
………永遠に続きそうなので、止めておきます (^^ゞ
それでもセイゴクラスだと思われるヒットがあったが、エラアライで簡単にフックアウト。ルアーをサイレントミノーに交換しテクトロを再開。
伝平橋に到着するまでに何度かバイトはあるのだが、今日のシーバスはすれているのかヒットには至らない。
伝平橋でキャストすると、キャストでもテクトロ同様にショートバイトばかりでヒットに持ち込めない。
再び、鉄鋼団地入り口に向かいテクトロを開始する。
ヘチに若干のゴミが浮かんでおり、テクトロには厳しいが何とかルアーを引いていると、グンとバイトが出た。すかさずロッドを煽り合わせを入れると上手い具合にフックオンしてくれた様だ。
フックオンしたシーバスは最初は余り動かない。これは大型の特徴である。
『おおっ?!良型か?』
と思い、タモを堤防に置き臨戦態勢に移行。追い合わせを二度ほど入れ、フックオンを完璧なものにする。
次の刹那、シーバスは移動を開始始める。ゆっくりと、そして下に下にと。
『おおっ?!ランカーか?』
リールのハンドルを回す手にも力が入る。
ロッドは根元から曲がり、弱めに設定してあるドラッグが時折唸りをあげ、スプールは逆回転を起こしラインは出て行く一方。
と、その次の瞬間、曲がっていたロッドは負荷を失い一直線に元に戻った。
『フックアウト?それとも又してもラインブレイク?』
リールのハンドルを回すとルアーが上がって来た。と言う事はフックアウトである。
フッキングは時の運であるが非常に残念である。
再びテクトロを開始し鉄鋼団地入り口に向かうが、ショートバイトばかりで、ヒットには持ち込めなかった。


★今回の収支★

★費用
☆全走行距離:(会社〜ネット裏〜マリーナ) 約2.5km
☆ガソリンの燃費と費用:帰宅途中なのでタダ
☆釣り具代:ロスト及び使用し再利用不可能な道具 \0−
☆雑費:\0−
★合計 \0−

★釣果
☆バイト多数 ヒット2 ゲット0

★タックル
☆ロッド・・・・・・オーシャンブルー ベイスペシャル8”8
☆リール・・・・・ザウバーVS1000Zi
☆ライン・・・・・PE0.8号
☆リーダー・・・フロロカーボン4号をビミニツイストでダブルラインを作ったメインラインとフイッシャーマンノットで結束。その先にダブルクリンチングノットでスナップを結束。
☆ ルアー・・・・サイレントミノー(イエローバック:ヒットルアー) アスリートF7(イエローバック:ヒットルアー)