夜の浦安 孤独な釣人 第三夜
釣りを行うのに天敵と言えるが気象条件だと思う。特にルアーフイッシングは、風に弱い。
追い風は兎も角、向かい風は辛い。
つい最近までは、それでも体力と気力で克服してきたが、ここ最近はその体力と気力が失せてしまった。
悲しいが、もう歳なのかも知れない

2002.3.1
18:00〜20:00
Officeで感じた風は穏やかで、釣りには最適と思われたが、実際フィールドであるネット裏に立ってみると向かい風。そしてテトラを超えて上がる波。呆然とたたずむだけである。
『さて、どうしたものかな…』
タックルを準備して5分ほど状況判断をするが、危険を冒してまで釣りをする気にはならず、マリーナに移動とした。
マリーナもやはり風はあるものの、鉄鋼団地に入れば、何とかルアーが投げられる。
最初に投げたのは、サイレントミノー。しかしバイトも何も無い。
ルアーはチェンジせずに、キャストでは無く、テクトロに作戦変更。伝平橋までテクテク歩くことにするが、テクトロ作戦でも残念ながら、バイトも無い。
ルアーチェンジをし、キャストを数投するが、これまたバイトも何も無い。
諦めて、もと来た堤防をテクトロで戻る事にした。
丁度中間地点辺りで、少し先でルアーを投げているアングラーを確認。
『あぁ…今日は金曜日だから、釣り人も多いんだな』と思い、状況を聞くため先を急ぐ。
テクトロをしながら少しずつ近づいて行くと、釣り人の人影が明かりに写し出されてきた。その姿はロッドを持ち、何度もキャストを繰り返していたのだが、私がフッと目を離した次の刹那、何も無くなっていた。
『叉か…』
私の過去の釣行記を読まれた方はご存知だと思うが、ここマリーナ周辺は、その様な怪奇現象多発地帯なのである。
まあ、あまり悪さをする訳でもないので、特別怖がる必要は無いが気持ちの良い物ではない。
それよりも問題は、この現象が発生すると、まず釣果が無い事である。
思った通り、今日はマリーナでも、その後戻ったネット裏でもバイト一つ出無かった。

★ 今回の収支★

★費用
☆全走行距離:(会社〜ネット裏〜マリーナ〜ネット裏) 約3.5km
☆ガソリンの燃費と費用:帰宅途中なのでタダ
☆釣り具代:ロスト及び使用し最利用不可能な道具 \0-
☆雑費:\0-
★合計 \0-

★釣果
☆ボーズ

★タックル
☆ロッド・・・・・・オーシャンブルー ベイスペシャル8”8
☆リール・・・・・ザウバーVS1000Zi
☆ライン・・・・・ファイヤーライン16lb
☆リーダー・・・メインラインをスパイダーヒッチでダブルラインを作り、スナップをオフショアスナップノットで直結
☆ルアー・・・・シーケンシャルミノー サイレントミノー その他