ふたりの日記帳

wrote A162695 2009 08/16 15:41




たった１日の小さな旅から戻ってまいりました。
１４日に演奏した「また逢う日まで」を
さっきまで何度も繰り返し聴いていました。

ぶっつけ本番の楽譜の無い演奏ですから
音があちこち飛んでいて恥ずかしくなります。
実は・・・暫くは聴かないつもりで旅立ったのです。
パソコンも止めようかなと思っていました。

でも、でも・・・悲しんでばかりいられない。

１４日の昼間からは出掛ける用事がありました。
私は３歳下の亡き弟の墓参りをする為に
電車に飛び乗り両親の待つ実家へと向かいました。
お盆休みの中頃だったので空いていました。

そして暫く時間が経った頃、一度だけのつもりで
携帯から自分のサイトをチェックしました。
やっぱり気になって。そこで目にしたのは・・・
友達からの温かいメッセージでした。


ああ・・・私は熱くなった目頭を押さえました。
涙が次から次へとぽろぽろこぼれてしまい、
眼鏡を上げ小さなタオルで何度も拭いました。
大声をあげて泣きたい気持を抑えながら。。

心の中は今にも雨が降り出しそうな曇り空。
悲しい気持のまま電車に揺られていたのに
着く頃にはすっと落ち着いた気持になっていました。
ただ、気になっていたのはなんちゃんのことでした。


次の日の朝早く、携帯に不在着信がありました。
マナーモードにして眠っていたから気がつくのが
遅れました。電話の主は・・・なんちゃんでした。

「良かった。葉月・・・心配したよ。。」
電話の向こうには涙声のなんちゃんが居ました。
「一晩中眠れなかったよ。」「ごめんなさい。なんちゃん。。」

ああ・・・すべては私の早とちりだったみたい。

ここまでの出来事を詳しく話せば長くなります。

やっぱり・・・私はあなたを１人になんて出来ない。
涙に暮れるあなたを見過ごしたりなど出来ない。。

だから・・・再びここに戻って来ました。
今日からまた手を取り合って歩いて行きます。
大好きなあなたと一緒に・・・(*^_^*)