あの頃 私も若かった♪
熊本に引越して来たばかりの頃 入社したての4月
職場の同僚から 一つだけ残ったお菓子を箱ごと見せられて

「Kinちゃん こういうのを何て言うでしょう?『肥後の。。。』?」

え・・? 肥後の・・? そういえば北九州で ホンノ少しを表現する時
[スズメの涙ほど]って言ってたよね・・
[涙]に 変るモノ・・ 匹敵するモノ・・ えっと。。。

あっわかった

    肥後の。。。 クソ

「はぁ 」

しばしの沈黙。。 次の瞬間笑いの渦
同僚は 隣の課まで走って報告にいった

唖然としてる私に 苦笑いしながら お局様が優しく教えてくれた。
「あのねぇ Kinちゃん。こういうのを [肥後のいっちょ残し] って言うとたい。一応礼儀のある言葉でね 全部食べずに上品に一個だけ残してる時に使うとよ 」

当時 Kinta母さん18歳 独身 よそ者
ただでさえ言葉がみんなと違って目立ってたのに さらに 目立ってしまった
なんて恥かしい。。。
うら若き乙女が なにが嬉しくて『クソ』 なんて。。。

この事を知ってる人達と 同じ飲み会の席になると 今でも言われる。
「Kinちゃん 肥後のクソやもんねぇ」

Kinta母さん いや 当時Kintaちゃん
熊本に根付いた瞬間でした