親愛なるあきなさんへ
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あきなさん こんにちは~

商店街のハクレンの木が切り倒され撤去されたことは
私も非常に残念であり ものさびしい気持ちにさせられました

お買い物に訪れる人たちにとって 
商店街のシンボルでもあるハクレンの木は
こころの風景でもあったとおもいます

昭和の時代に活気を見せた商店街も 近頃は寂れて行く一方です
商店街は『人が人にやさしい時代』を語るには なくてはならない存在だと思います

商店側も生き残りをかけて 新しい商店街を目指して頑張っているようですが 
時代の流れには勝てないようです

『来年からは、もう、その光景を楽しむことは出来なくなるんだなぁって。。。
帰り道は少し淋しい気持ちで、自転車を漕いで来ました。』
 
あきなさんの気持ち とてもよくわかります

時代の流れは 私たちの懐かしい風景まで変えていってしまいます
そして変わっていくのは・・街や風景ばかりでなく
人の心のあり方も変わっていくのでしょうね

あの切り倒されたハクレンの木
どうか あきなさんの心の庭に植えてあげてください
            
人が人にやさしい時代が終わらないことを祈るばかりです

「タウンメッセージ」より


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