旦那の命
書こうかどうか迷ったけど、思い切って書きます。
今日、昼休みに旦那がアパートに帰って来た。会社から車で5分位だし、ただお金がないから昼飯を食べに帰って来ただけか、とそばをゆでた。
すると、食べながら
「今日仕事中、電話してる時に突然、何を話しよったかかわかれへんなってな…突然やで。相手に何話してましたっけ、て聞いて思い出してんけどな…それからろれつ回らんようになって…どっかおかしいんやないやろか」
と、ちょっと焦ったような、深刻な感じだった。土曜診てくれる病院探して予約しといて、ということだった。
実は以前にも、運転中手に全く力が入らなくなった、とも言っていたし、自分が何を話していたかわからなくなったのは実は2回目だ、と言う。
とりあえず、そばを食べたら会社へ戻っていった。
私は市内の脳神経外科の個人病院で一番いい所で救急指定の病院に電話し、症状を話すと、土曜日は外来がなく、平日夜間でもいいからなるべく早く来るように言われた。
他に土曜日しているところもあったが、総合病院はとにかく時間がかかるのがネック。旦那に電話すると、じゃあ今日仕事終わって行く、と。
帰ってくるまでの間、茶碗を洗いながら色々なことを考えた。もちろん、「最悪の場合」だ。
恐かった。もし、旦那にもしものことがあったら…

帰って来て夕飯も食べずに、実家に子供を預けて病院へ行った。
まず問診してCTスキャン。しばらくして診察に呼ばれ私も入った。
白いライトに照らされた、脳の断面図。そう、ドラマでしか見たことのなかった、アレだ。
えっらいわっかい、学生のバイトみたいな(多分違うだろうが)先生が、色々と説明してくれた。「これを見る限りでは、異常ありません」

しかし、「突然会話がストップする」ということがここ2,3日のうちに2回おきているということと、握力を測ったら利手(左)が35くらいしかない、というので今から入院する事を勧められた。
戸惑う夫。いくらこんな状況でも、仕事の段取りもある。サラリーマンの辛いところ。

あまりに旦那がうなっているので、先生が今からMRI(だっけ?)検査できるか聞いてくれた。
技師の方が「どー――しても、と言うなら…」と引き受けてくれた。

20分〜30分かかります、と言われ私はロビーで待つことに。その間、色んな資料を見ているとあまりにあてはまるので益々不安になる。
でも私は何があっても、しっかりと、明るくしておかないといけない、と自分に言い聞かせた。

30分位かかっただろうか。旦那が赤い目をしてロビーに現れた。
「こわかったー」と言うので「どうしたん」と聞くと「機械が筒状になってるやろ?ずーっとあれに入っていくとな、急にコワなってきて息が苦しなってきて、すんませーん、すんませーん呼んでも聞こえてへんねん。もうほんま、死ぬかー思ったワ。足ジタバタさせて、やっと気付いて。で、気ぃ落着かせてまたやり直しや。オレ閉所恐怖症ちゃうか。」と、経緯を話す。

しばらくして、また診察室に呼ばれた。
ドキドキしながら、首から脳にかけての血管の写真を見せられた。
「一応、今の所何も見つかりませんでした。とてもきれいで、若い血管です。何か他の、ストレスとかそういうものから来ることもあるので、気分転換したりしてみてください。でも、油断はしないでまた症状が現れたら来てください。」とのことだった。
はぁ〜、よかった…
「若い血管」というのが嬉しかったようだ。

油断禁物とはいえ、とりあえず安心した。
だからこそ、ここに書けた。
これ、まじで悪かったら書けないよ…

安心してお腹がすいて、閉店間際の回転寿司を8分くらいで二人で13皿食べて帰った。
子供達はもう寝ていたが、「パパが夜病院に行った」というちょっと、非日常的なものを感じ取って子供心にかなり心配だったようだ。

本当は子供が寝ていてもちゃんとアパートに帰るつもりだったが、台風が近づいていて雨も激しいので、旦那をアパートに送って行って、また今実家に帰ったところだ。

普段あまりにも精神的に夫に頼り、甘えきって生きている私。
今回はさすがに考えさせられました。
神様が、あまりにも旦那を大事にしない私に警告したのかな。

旦那が子供の名前をよく間違える(逆に言う)のは、病気からではなかったんだな(笑)

はぁ〜、寝よ。