親指族
最近、電車の中での光景が変わってきたんです。ちょっと前まではあちこちでいろんな音が鳴り話し声がしていたんですが・・・、今は老若男女問わずそれぞれが携帯を取り出し、一心不乱に親指でメールを打っているのです。異様な光景ですね。(笑)ほんの小さな画面を見つめ一生懸命文字を並べているのです。
車内放送の「他のお客様の迷惑になりますから携帯電話のご使用はお控えください。また混雑した車内では電源をお切りください。」という放送は無視である。電話は使っていませんとでも思っているのでしょうか。それでも画面に向かって親指運動である。
ところがどこかで音が鳴ろうものなら、手をとめそちらの方をにらみつけるのです。なんと勝手な、自己中そのものです。
電波の届かない地下鉄の中でも同様なのです。駅について電波の届くところにいってから送るつもりなのであろうか、届いたメールを読んだり、その返信に必死に親指を動かしているのです。今では電車の中はいつでも親指族が主流なのです。当分の間、この親指族はなくなりそうにありませんね。(笑)