へぇ〜、へぇ〜へぇ〜3
21日は「土用の丑の日」。立秋(例年8月8日頃、今年は7日)前の18日間を「夏の土用」と称し、1年で一番暑い時期にあたる。その初日は「土用の入り」として、夏ばて防止にうなぎを食べることが風習化しています。
そこで今回はうなぎの蒲焼の消費量について書きます。総務省統計局が02年、うなぎの蒲焼の1世帯あたりの年間購入費を調べた数字があります。対象は各都道府県の県庁所在地。地域性が顕著な食べ物は多いですが、うなぎの蒲焼も近畿や関東が上位を占め、東北や九州が低迷する形となっています。
中でも近畿はレベルが高くすべてが全国平均の4057円を上回り20位以内に入っています。ベスト10には4府県も入る健闘ぶり。近畿の人たちが、掛け値なしにうなぎ好きであることを見事に実証しています。
1位京都 6184円 
2位徳島 5671円
3位滋賀 5616円
4位愛知 5609円
5位石川 5450円
7位静岡 5413円
8位和歌山5200円
10位大阪5050円
11位神奈川4858円
13位東京4553円
14位三重4494円
15位奈良4319円
16位兵庫4291円

23位長野3887円
46位北海道2222円
47位新潟2093円

うなぎは浜名湖は有名ですが、東北や日本海側の河川には少なく、北海道では産しないのです。
関東は背開きで一度蒸してから焼きますが、関西は腹開きでそのまま焼きます。
大阪はご飯の間に蒲焼を挟んだ「まむし」で有名です。

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