子育てや家庭の中で思うこと
家庭の中での夫婦のあり方って、結構子どもは良く見ていると思います。
うちの父親も、酒乱ではっきり言ってだらしの無い人でした、母は毎日のように愚痴をこぼしていました。
でも、出来るだけ父が帰ってくるまで起きて待っていたり、仕方が無いと口では言いながも、父を立てている所もありました。
大人になってみると、一方的に父が悪かったのではなく、愚痴を言うだけで結構子どもっぽい考え方の母にも悪いところがあったな〜と思います。
そういう意味では、私にとっても両親は反面教師かもしれません。
ただ、一つ言える事は、親のせいで自分はこんになってしまったんだ!
なんていう甘えたいい訳に自分を逃がしてしまうようなことを平気で言ってのけてしまう人は、損をしていることに気がつかず、可愛そうだなとおもいます。
自分の人生が本当に大事であったら、良いか悪いかは別として、一つの生き方なり人生なりを目の前で見せてくれた両親に敬意を表し、
良いと思うところだけを取り入れるようにして、自分の道は自分でしっかりと
決めて歩いて行くということをしていくべきなのではないでしょうか?

だから私は、子ども達に、一応自分の判断をさせてその基準を確かめさせるようにしています。
親といっても、一人の人間です。
子どものために良かれと思ってとった行動であっても、結果的にはその子のためにならない場合も、間違っている場合もあります。
つまり、親の言うことも、子どもにとっては世の中の情報の一つであるのですから、
自分の判断でしっかり取り入れるかどうかを決めることが出来るべきだと思うのです。

それが、自分の足で歩いて行くということではないでしょうか?
親はいつまでもそばにはいません(私も30代のはじめに両親とも亡くしていますし)
それでも、その子は生きていかなくては行けないのです。その時一体なにを基準にして生きていくのか?と言ったら、自分の価値観しかないと思うのです。
だからこそ、親がどうこうではなく、自分の心や気持ちをしっかりと持って、躓きながらでも歩いて行く力を持って欲しいと願っています。