大根の花
先日ある番組で、キッチンガーデニングと言うのをやっていた。

大根などの葉の根元の方を5cmくらい残して切り、それを水耕栽培するというものだった。
大根やにんじんなどならかなりの種類が栽培できる。

残った葉を、新芽だけ残して水したの方を少しだけ水に接するようにして栽培するのだという。3週間ぐらいでかなり葉が伸びてくる。その新しい柔らかい葉を、お浸しにしたりお味噌汁の具にしたりできるらしい。

早速我家も試して見ると…

一週間くらい経ったころ、徐々に延びてきた葉の間から蕾らしきものが生えてきた

???

なんと、大根の花だった!

徐々に伸びた茎の先についた蕾から、小さな白い花が咲き始めた。

その可憐な花を眺めていると、不思議と気持ちが温かくなってくる。

そう言えば昔「だいこんの花」というホームドラマがあったっけ?記憶の何処かにあるそのドラマのイメージが、もしかしたらそんな気持ちを呼び起こしてくるのだろうか?

せっかく花が咲いたので、だいこんは鉢に植えかえることにした。

もしかしたら、この花からだいこんの種が取れるかも知れない。

イチゴ、にんじんに続き、また庭の片隅に食べられるものが増えてしまった。こうして我家の庭は、確実に家庭菜園への一途をたどっていくのであった。