潮干狩り
今日は、親友一家と横浜の海の公園に潮干狩りに行ってきた

思わぬすがすがしい晴天に恵まれた海は、物凄い人だった

海の公園では、千貝を巻くようなことはしていないというのだが、ちょっと掘るとざくざく出てくる

しかし、なかなか大きな物は採れない

中には「家の子蜆好きだから小さくても大丈夫よ!」なんて言って採ってるおばさんまでいる。(おいおい、いくら小さいのが多いって言ったって、ココは海。蜆は淡水に住む貝だってば!)

それでも、2〜3時間粘って採るとそれなりの量がとれた。

アサリ、シオフキは小粒が多いが、バカガイ、カガミガイはそれなりの大きさのものもあった

家に帰ってから、持ってきた海水に入れて早速砂抜きを始めると、採ってきたばかりのせいか、勢い良く水を吹く

余り貝など見たことのない子供達は、おおしゃぎでワイワイ言いながら眺めている。

直径25cmくらいの透明なボールに入れた貝は、ごそごそと動いては水をピュ―ッと吹く。大きな貝が水を吹くと、かなりの距離まで水が飛ぶ。そのたびに、子供達がキャーキャー騒ぐのだ。

ちょっと砂抜きをしたら、夕飯のおかずにするつもりだったのだが…

アサリ以外の貝をどう食べていいのかもわからず、どれ位砂抜きをすれば良いかも分からないので、取りあえず今晩のおかずにするのは見合わせる事にする。

夕飯の支度をしている私の傍らで、命拾いした貝を子供達は飽きずに眺めていた。するとそのうち…

「この元気が良い子は、私が採ったヤツだよ!」とか、
「こっちはオレが採ったやつ。良く遊んでて可愛いな〜」(は?可愛い?)

人間とは変な生き物で、どんなものに対してでも、しばらく接していると情が映ってくるらしい。

そのうち娘が
「ママ、こんな狭いところじゃ窒息しちゃうかも?空気をブクブクしてやってよ!」と言い出した。

息子ときたら「こいつら飼おうかな〜?」だって!

「海に住む貝なんて、飼うことなんか出来ないよ!海水もそれだけしかないし。餌も砂もないんだから!」「そっか〜」と、かなり残念そうな息子

明日になって、「この貝を調理して食べる」なんて言ったら。子供達に白い目で見られそうな気がしてきた。かといって、ボール一杯分の海水ではそう長生きをするはずもなく…

一体どうすれば良いのだろうか?と頭を悩ましている私だった。