携帯のなかった時代
自宅の電話を使っていた時代
公衆電話から電話をしていたのを思い出した。
(↓の曲の歌詞で)
好きな人に電話をするのに親が出ると
ドキドキだったし、
自分に掛かってきた電話も部屋で話しているのを
家族に聞かれるのがいやだった。
学生時代学校の帰りに
電車の乗り換え駅で電話をしたりした。

ずーっと文通をしていた地方の先輩に
一度電話をかけたら
思いのほかテレカが減るのが早くて
すぐに電話が切れたっけ。

今からは想像がつかないような
そんな時代があった。
電話をかける切ない気持ってそんなの
今ではすっかり忘れてしまっていた。

もう8年も昔に会わなくなった人の
自宅の電話番号を今だ指が覚えている。
もう2度と掛けることもないのにね。
携帯電話があったらきっと掛けてしまっていた。
よかったのかもしれないね。