富津新港西堤防 その�U
『お前お前!その�Uって!後編が前に来ちゃ不味いだろう!』
『言いジャン!来月になればソートされて後ろに来るんだから』
『…まっ、それなら良いか…』

全殺しにしたムラソイをビニール袋に入れ、腰にくくり付け釣り再開。
ブラクリをヘチぎりぎりに落としてしゃくりを入れる。
ほどなくすると少し糸ふけを出したラインがす〜っと水面に入っていく。
『よっしゃ〜』
合わせを入れ、リールのハンドルを回すとプルプルっと軽い魚の感触。上がってきたのは20cm足らずのクジメ。
『どないしよう…間違い無くリリースサイズだよ…』
しかし13日の金曜日のジェーソンと化した私は又しても右手にナイフを持ち、ブス!ザクザク!釣れたクジメのエラにナイフを入れ生き血を出す。←負けた(^^ゞ
そして何も無かったかのように血まみれのクジメをビニール袋に無造作に突っ込む。
バッグに入っているイワイソメの頭部を指でちぎり、針に口から通してぶら下げる。
そしてまた、海に投げ入れるのだった…
↑誰か〜止めて止めて (--;)

その後も魚信が飽きない程度に出るが、小型の根魚やベラなどの餌取なのか、中々針掛りしない。それでも最大27cm超のクジメを筆頭に5匹のクジメを上げる事が出来た。
時間的に丁度お昼である。ウーロン茶を飲みながらパンを食べ昼食を取る。
その間も、ブラクリに餌を付けたまま30mほど投げ込んでおくが、残念ながらこれは餌取に餌を取られるだけに終わった。
やはり根魚は足で釣るに限る様だ。
昼食を取り、腹も膨れたのでまた釣り再開。今度は来た堤防を逆に戻る。
堤防の高くなった部分をゆっくりと歩きながらヘチを探る事にする。この堤防の高くなった部分は幅30cmほどしかなく、右側が海である。まあ落ちても凪なので大事に至る事は無いが注意は必要。
時折堤防の低い部分にはコンクリートが赤く染まった部分がある。それは私の腰にぶら下がった魚の血!きっと私は魚の恨みで良い死に目にはならないと思う…

しかし昼食後からは魚信一つ出ない。やっと出たかと思った魚信に合わせを入れると上がってきたのは10cmにも満たないメバル1匹。流石にこれは血塗れにすることなくリリースとしました (^^ゞ
結局午後からは先端部分で釣れたのはこのメバル1匹。時間的には余裕はあるが、ぎちぎちのスケジュールが嫌いな私は帰宅する事に決定。車に戻る道すがら、広くなった堤防部分の穴を探るが魚信一つ無し。
車に戻ったが餌のイワイソメが半分以上残っていたので、船だまりを探るがメバルらしき魚信が一回出ただけで終了。
お腹が空いた事もあり、朝から決めていた竹岡ラーメンで久し振りにラーメンを食べて帰る事にした。

竹岡ラーメンではチャーハンセットを頂いたが、前回サヨリストさんと来た時同様に昔の味とは違う気がした。チャーシューは昔と同じで大きくて美味しいのだが、スープの味付けが薄く、温く感じるのだ。
勿論不味いと言う事は無く、美味しいのだが何となく物足りない感じがした…(^^ゞ


★ 今回の収支★

★費用
☆全走行距離:(自宅〜富津新港 往復) 約175km
☆ガソリンの燃費と費用:燃費8.0km/L ガソリンの価格¥110/L よって約¥2400−
☆有料道路:穴川〜蘇我¥200−
☆釣り具代:ロスト及び使用し再利用不可能な道具 ¥2000−(ブラクリ一個根掛りでロスト イワイソメ1パック ライン全て巻き直し)
☆雑費(食事代など):¥1500−
★合計 ¥6100−

★釣果
☆クジメ 27cm・23cm・16cm・それ以下2本(リリース)の合計5本
☆ムラソイ 19cm 1匹
☆メバル 計測せず(多分8cmくらい)

★タックル
☆ロッド・・・・・オーシャンブルー ベイスペシャル8”8
☆リール・・・・・ザウバーVS1000Zi
☆ライン・・・・・メイプルライン8lb
☆先糸・・・・・・フロロカーボン4号をビミニツイストでダブルラインを作ったメインラインとフイッシャーマンノットで結束。その先にダブルクリンチングノットでスナップを結束。
☆仕掛け・・・・・・ブラクリ1号(赤) ブラー8g(赤)
☆餌・・・・・・・・イワイソメ