Titose's diary

仕事が休みの日に寝ていると、親戚が訪ねてきた。
免許証を見せてほしいといっているらしいので、ベッドの中から手を伸ばして鞄を引き寄せ、家人に持って行ってもらう。
そのままうとうとしていると、窓の外で携帯電話と話している声がする。
「本人は具合が悪いんで」と、免許証の番号を読み上げていた。
どうやら、遺産の土地を売るために本人確認が必要だったらしい。
先生、これってありっスか。
まあいいけどね。
とりあえずふて寝しよう。
それでも実のところはそれなりに仲が良かったりする。
たぶん。
血がつながっていると人間関係は複雑だ。
人間不信は進行する一方だが、だからといって嘆き悲しんでいるわけでもない。
ただ眠りたい。
疲れた。
疲れてる。
いつになったら終わるんだろう。

最近みたいDVDがあったので、ネットで借りられるレンタルDVDのサービスと契約してみた。
一ヶ月約2千円で借り放題。
ただし、一回に借りられるのは２枚限りでそれを返却しないと他の物を借りられない。
だいたい週に二回ほど。
お得なのかお得じゃないのかわかりにくいサービスだ。
でもレンタル屋が遠い過疎地に住んでいる身としては、ありがたい。
人気がある物を借りるということがあまりないので、さくさく届いてる。
便利だ。
便利だが。
…なにやら騙されているような気もする今日この頃。