今は店を閉めたくないと頑張って明渡し拒否
2007年09月19日
 足立区江北に住んでいる儘田さんは店舗兼居宅を借りて50年定食屋を営んできた。今年に入って突然「マンションに建替えるから明渡せ」と「業者」に言われた。あわてて家主に連絡したら「もう売りました」の一言。途方に暮れていたところ知人の紹介で組合に加入した。
 その後も毎日「業者」が定食を食べに来るが、顔を見るたび「明渡しできない」の気持ちが強くなる。5年前に夫が他界してから一人で細々とやっているが、開店以来の常連さんもいて「おばあちゃん頑張ってよ俺達来るとこ無くなるよ」と言ってくれる言葉に励まされている。
 「今は店を閉めたくない」頑張るぞーという気持ちで定休日を利用して、九段下(東京法務局)まで供託に行っている。

東京借地借家人新聞より


台東借地借家人組合 
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