浮気
ようやく、梅雨らしくなってきました。
気温も低くて、涼しいっちゅーか、寒いっちゅーか…
おかあさんコーラスフェスティバルの本番まで、あと5日。今は体調を万全にすることと、美容院に行く事(笑)
実は、4〜5ヶ月美容院に行っていない。もちろん伸び放題だし、プリン状態。
なぜそんなに放置したのか。

前回行った時の事。いつもの担当者がインフルエンザでお休みだった。しかし、その時はどうしても切りたかったので仕方なく行った。新しく入った人だが他店で活躍していたので技術は保証します、ということだった。
私の髪は癖が強く、太くて多くて固い(最悪;)ので、初めて行った店で満足した事はなく、何度か行ってようやくお互いに納得できる髪形になる。
だから、彼もきっと苦戦するだろうなぁ…と思いつつ、大体の希望を説明して、細かい所は任せた。
カットの間、無口に黙々と切る。テクニックは今まで見たことのないような、いわゆる「カリスマ美容師」のようなハサミさばきだった。
他の店員が、遠巻きに囲んでそのテクニックを見ている。
量が多いので、かなり鋤(す)いたようだったが、濡れているのであまりわからなかった。
カラーをしている間も、彼は無口だった。他のスタッフも一緒に作業しながら「こいつ、無口でしょ〜、ほら、何か喋れよ〜」と茶化していた。子供の事とかを聞いて来たので話していると「僕、6人兄弟なんですよー」とか話し出した。「え、何番目?」と聞くと「上から2番目です」「そう、楽しそうですねー」「そうでもないですよ」「へぇ…そうなんだぁ…」……これで終わり。続かない。じゃあ、とこっちが雑誌を読みふけっていると、なんか話しかけてくる。なんてタイミングの悪い…
終始そんな感じだった。ベラベラ話し続ける人も疲れるけど、やっぱりある程度のコミュニケーションは必要かと思うんですけど。
ドライカット(乾かした後に微調整したり仕上げるカット)します、というので見ていると(私はカットの間は絶対に目を離さない)、またテクニック満載で鋤き続けた。とにかく鋤いた。おいおい、大丈夫なんか?いくら私の髪の量が多いからって、そんなに鋤いたら、この大きな顔とのバランスが取れなくなるんじゃ…
でも、他の店員の羨望の眼差しが彼を刺激するのか、ノリノリ(死語?)で切っている。口を挿めない雰囲気…;気が弱いし(爆)
ドライカットのあと、マッサージします、と言う。お時間ありますか?僕、ちゃんとマッサージの先生に付いて勉強してきたんです!と急にイキイキしてきた。断る隙もなく、肩やら首やら、背中全体やらマッサージする、しまくる。
そりゃ、私は肩こりを通り越して全身「うっ血」してますけど。
もちろん、気持ちいい。そして、またそれを賞賛する他の店員。極めつけは、
「今度も指名して下さいね!マッサージ、もちろんいたします!」
店長も「お願いしますね、ちょっと無口だけど、今度いらっしゃる時までに鍛えておきますから!」という。
そりゃぁ、マッサージは魅力よ。同じ金払うのに、ないのとでは大違いよ。でもねぇ…
「顔とのバランスがとれないのでは」という私の心配は、見事に的中した。
その日はきちんとブローされて帰ったので、そんなに気にならなかったが、次の日、髪を洗って乾かして、愕然。
顔が…顔が…浮き出てるやんかぁ〜!!
……やっぱり…バランスでしょ…
ヘアスタイルとしては完璧だったかもしれないけど、その人の顔の個性に合わせるのもセンスでしょ。そうそう、センスよ。

元々の担当者は、髪の色を明るくしてくれないのが不満だったが、バランスの良さ、仕上がりの自然さ、癖の生かし方は抜群にうまかった。それを考えると、いくら明るいカラーにしてくれても、マッサージガンガンやってくれても、カリスマ美容師でも、次に指名しよう、と言う気にもならない…

浮気(?)したことを反省。でも、なんとなく行きにくい…そんなわけで、長期ほったらかしになっているのだ。
しかし、もうそんな祐著なことは言ってらんない。
とにかく金曜日までには美容院にいかなきゃいけないのだ。他の店に変えようかとも思ったが、この癖毛を初めての人に任せる勇気もない。だからやっぱり、あの店に行き、元の担当者にやってもらおう。
「カリスマ」くんの目が痛いなァ…