おっぱい
今日は月1回のサークルの日。
いつも遅刻していくので、昨日の夜から万全に用意しておいた。にもかかわらず…貸し出し用の本(毎回20冊位を私が運んでいる)を忘れてしまった;
今日は小人数だったから、1人1人とよく話が出来た気がする。お題は「PMS(月経前症候群)」。毎月決まったサイクルで、腹痛、イライラなど、様々な症状が現れる病気で、今や女性の4人に3人は何らかの症状があるといわれている。
トップページにも書いたように、私もそのひとり。生理の2週間前に突然イライラ感に襲われ、ヒステリックになる。それから倦怠感や吐き気、腰痛腹痛、めまいなどの症状が次から次に現れる。それが治まると今度は胃痙攣のような激しい腹痛。毎回脂汗ダラダラで耐えていた。
症状としては、むしろ生理が始まってからの方が楽だ。
先日、婦人科にかかった。問診と内診をして、一応今は検査待ちである。
腫瘍はなかったようだが、感染症などの検査らしい。
様々な症状については「ホルモンのバランスが崩れているかもしれないので、その場合はピルを使って治療しましょう、と言われた。
「ピル」というと、まだ日本には馴染んでいない。ちょっと「引いて」しまうが、ホルモン治療としては有効なのだろう。今からちょっと、色々調べてみようと思う。

で、サークルだが、お互いが顔と名前を覚えたし子供の名前も大体わかるようになったので、話すのも楽しくなってきた。
PMSについては一通り話し終わったので、あとは来月のテーマについて話したり、各々雑談したり。新しくなった母子健康手帳も見せてもらった。
「断乳」という言葉がなくなったり、体重のグラフに「標準」の範囲とされていたピンクの部分がなくなったり。乳児突然死症候群についての記述も多くなっていた。特にタバコの害について。今は子供の健診でも「断乳しましょう」とは言わなくなったらしい。「飲みたい時まで飲ます」ということが、子供の心の成長にとって大事だということが見直されている。
「母乳は何となく古臭くてかっこわるい、ミルクの方が様になる」とかいう風潮が一時期あったり(今もあるかもしれないけれど)、企業が病院にミルク(お金?)を送って「母乳よりミルクの栄養がいい」と医師に言わせたりした時が、確かにあった。実際母はそう言われて、何もわからなかった母は「お医者様」の言いなりになった。私達姉妹は、母乳を飲んでいない。
今、アメリカでも母乳が見直されている。
日本でも、ちょっと前よりは見直されているような気がするが、育児雑誌は「ミルク」の宣伝をこれでもか、と載せる。もちろん、広告は仕方ないと思うけれど…
「ミルクがファッショナブル」という意見の根底には、「母乳を安心してあげられる場所が少ない」ことも関係してるだろう。
昔はどこでも、子供が泣けば母親は服をまくりあげ、母乳を与えた。周りも、それを微笑ましく思い、また母親が気にならない風潮でもあった。食糧事情もあるだろう。
しかし、今は「人前で授乳」はタブーだ。どこでもここでも、捲り上げて母乳を、というわけにはいかない。
変な話、風俗で「母乳プレイ」とかいうのもあるらしく、そういう目で見られている、と思ったら絶対に人前であげる気にならない。
今でこそ、デパートや大きいスーパーなんかはちゃんと「授乳ルーム」があるが、長女を産んだ頃はない所も結構あった。観光地なんかもないところが多い。そういう時は車の中で授乳した。外から見えないように大きなタオルで隠したりしながら。
確かに、ミルクではそういう苦労はないだろう。座れる所さえあればどこでもあげられる。
でも…そういう問題か?
今のミルクはかなり栄養的には万全で、母乳に近い上に、栄養強化もされている。もちろん、病気などで母乳をあげられない人にとってはありがたい物である。フルタイムで働く人も、ミルクなしではいられないだろう。
でも、母乳は赤ちゃんの成長に合わせて、成分が変わってくるのだ。脂肪の大きさは、新生児の間は小さく、大きくなるに従い、それも大きくなる。腸の消化吸収の能力に合わせるためである。
母親の体調や食べ物に影響を受け易いというデメリット的な見方もあるが、一貫して同じミルクよりも、赤ちゃんには優しいと思う。
何よりも、肌で触れ合うということや母乳を吸われる感覚の気持ち良さは何にも替え難い。あの、吸っているときの口がかわいい。ミルクの時(長女)は味わえなかったことだった。
長女と次女は同じ人間ではないので、一概に比べる事は出来ないが、ミルクをいつも緊張してあげていた長女は、食に対して非常に神経質で、リラックスした母乳で育った次女はおおらかである。
また、産後体重が元に戻り易いのも母乳である(私が言うと説得力ないけど;)。妊娠前より痩せた、という人もいる。

「母乳だと乳房の形が悪くなる、たれる」と言ってミルクにする人もいるらしいが、とんでもない話。母乳でない人と母乳だった人との乳癌発生率を比べた時、前者の方がはるかに大きいのである。今乳房の形がよくても、将来乳癌になって乳房をなくすとしたら?
(※乳房を残す方法もあるそうですが)

母乳は子供を産めば必ず出る、というものでもないけれど、余ほどのことがない限り出るようになっているはず。本人の努力も必要だが、産院の始めの処置も大事だし、その後の周囲の人たちの理解や精神的な支えも、とっても大事だ。働く人も、少なくとも家にいる間は母乳をあげてほしい、と思う。実際、今サークルにいるワーキングママは働きながら母乳で育てている。もちろん、そこで子供を預かる人や保育園の理解、職場の理解も大事だ。

安室奈美恵さんの義父(故人)で産婦人科医の丸山先生は、奈美恵さんには絶対母乳で育てて欲しい、とおっしゃっていたらしい。雅子様も母乳で育てていらっしゃるそうだし、工藤静香さんも母乳宣言していた。芸能人や有名人が母乳を奨励すれば、少しは広まるかな、と思う。

あと、向井亜紀さんも婦人科系の検診をしましょう、と呼びかけていたし、宇多田ヒカルさんも病名をちゃんと公開したことは、本当に有意義だったと思う。
若い人でも、おかしいな、と思ったら産婦人科に行ってみて欲しい。内診(実際に膣内を触診する)に抵抗はあるかもしれない(経産婦でも抵抗はあるよね)が、何よりも自分の体だし、将来本当に好きな人ができて、この人の子供がほしい、と思ったときに病気でできないのは悲しい。早期発見で治療出来るにこしたことはない。若いほど進行は早いんですよ。

市の定期検診の対象年齢も、引き下げるか誰でも受けられる様にしてほしい、と思う今日この頃でした。