2時間ドラマの法則
主人公はチャイムを押しても声をかけても返事がないと、鍵のかかってない他人の家にずかずか上がりこんで死体を発見する。
↑所轄はそれが二度三度続いても「またあんたらか」程度で何故か殆ど疑われない。
主人公たちは現場の人垣に二度いただけの人物を疑うくせに。
拉致されたり山中に放置された被害者の携帯はちょうど助けを求める通話や位置情報を伝えるためのつなぎっぱなしの途中で、もう少しで所在がわかるところで電池切れになる。
自分が首を突っ込んだばかりに新たに関係者が殺されても主人公には良心の呵責のかけらもない。
血が繋がっていることを知らない男女が一線を超えようとすると男のほうが死ぬ。(必ず男のほう)
いかにも可哀相な藤吉久美子は怪しい。
最近は渡辺典子だな。
いかにも怪しい秋本奈緒美は無関係。
復讐の連続殺人や交換殺人は最後の一件を完遂する直前に露見する。
主人公の法律事務所には口煩い年配の職員(非弁護士)と何年も司法浪人している二枚目がいる。(特に女弁護士の場合)
母親や故郷を象徴する子守唄は半分以上が「島原の子守唄」。
浅見光彦の素性を知って謙る上司を冷ややかに見てる叩き上げのベテラン刑事が結果的に一番協力的。
丹波哲郎の「黒木」という役名で「Gメン」を思い出す人はけっこういい年。
年の離れた妹、実は中学生か高校生の時に産んだ娘。
もう少しで時効の犯人は新たに殺人を犯してしまう。
何度も出てくる事件関係者宅の花壇には死体か凶器が埋まってる。
冒頭に出てくる殺害シーンで逃げ去る男は真犯人ではない。
出国直前の成田空港、空港側に通報されてるわけでもないのに主犯はけっこう素直に同行に応ずる。
下っ端は何とか逃げようとする。
今思うともう会えないと感じていたのか、的な回想シーンで少女がピアノで弾くのはショパンの「別れの曲」。
深夜の病院、医師や看護士を装って病室(必ず個室)にとどめをさしに行くと直前に電気がつきベッドから主人公の協力者・背後から主人公か刑事が出てくる。
中山忍は同じ枠に2週続けて出演する。(←単なる偶然。)