京都散策
14日京都へ仕事でいったついでに時間があったので、タクシーの運ちゃんに「紅葉はまだ早いですよ。来週の連休あたりでしょうね」って言われていましたが、天気もよかったので、東山を久しぶりに散策しようと思い、とりあえず清水道から清水さんに向かってあるきはじめました。人、人、人。観光客や修学旅行生でいっぱいです。
このじきの京都は人出はおおいのですが、平日だから少ないだろうと思っていましたがなんのなんの。
清水寺をあきらめ三年坂をくだりはじめました。ここでびっくり、というのはこの三年坂の両側はみやげ物やばかりになっているのです。いぜんはほんの2,3軒だったのですが、両側にびっしりです。七味や、扇子や、つけものや。京菓子の店、喫茶店、甘味や・・・ありとあらゆる店が軒を並べています。
観光都市京都もみやげ物やばかりでちょっとがっかり、いぜんはこの界隈も静かで風情があったのですが・・・2年坂までつづいてました。
ここを降りると高台寺前です。高台寺は秀吉の妻ねねの菩提寺です。
ここにも観光客目当ての人力車や土産物屋が・・観光客の多いこと、ほとんどが女性、団体さんももいれば、4.5人の友達グループ、よくしゃべるし、よくたべてはります。(笑)のんびり風情を味わう雰囲気はもう過去のものです。ここから石塀小路をみて八坂の五重の塔をめざします。
円山公園を抜けて、八坂神社まできましたが、
なんと人の多かったこと。これじゃ心斎橋とかわらないですね。
八坂神社でお参りをして、四条河原町に向かって再び歩き出しました。祇園花見小路の路も石畳になっていてここでもびっくり。これだけかわっていたとは・・・・
このあたりにくるとさすが着物を着たひとがちらほら、やはり京都は着物が似合う街です。
師走恒例の顔見世興業の南座の前には年配の方が並んでおられました。
京都もいつのまにか時代の流れに飲み込まれていくんでしょうね。しかし京都らしい雰囲気は残してほしいと願わずにはいられませんでした。
驚きとちょっとがっかりした気持ちを持ったまま、四条からおけいはんになって大阪に帰りました。(京阪電車のCMで、京阪乗る人おけいはんというのがあるのです)(笑)