2008年06月の記事


京都・高級料亭・・・お値段いくら?
ある集いがあり、京都で大変有名な料亭で初めて食事をした。
下賀茂神社のすぐそばにあるお店 『 下鴨茶寮(しもがもさりょう) 』
江戸時代から、神社に参拝する人のお休み所を参道脇に開き、
料理を提供するようになった老舗料亭。


 

 
数寄屋造りの建物で、 暖簾をくぐると漂うお香の薫り。
茶道具も置いてあり、お茶会にもよく利用されるようだ。

お部屋からは高野川と遊歩道、紅葉の木々などが見えて、とても心落ち着く
空間だ。大文字の山も見えて、「五山の送り火の時は更に高い料金だろうな」
と余計な事も考えてしまった。川の水音を聞きながら、京野菜や旬の素材の
お料理を食べた。


<御献立>として <一、食前酒>から<一、水物>まで13種類あったが、
全体的にあっさりとした味付けで、美味しく完食出来た。アメリカンチェリーが
日本のさくらんぼだったらなと思った。


写真のお料理<八寸>の意味を調べてみた。
本来は 八寸(約24cm)角の杉のへぎ木地の角盆を意味した。やがてそれに
盛られる酒肴のことを意味するようになり、現在では献立の名称となっている。
右手の向こう側に魚介・左手の手前側に精進物をのせる決まりがあるとか。

さて、このお昼の懐石料理、お値段いくらと思うかな?

後から思うに、やっぱりもう少し安くてもいいのでは・・・
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