スクランブル1
職場から6時頃帰ると、従兄弟が京都に帰る途中に寄り、
今さっきまでうちにいたと聞いた。

会えなかったが、しょーがねーなと思ってたら、30分後、
そいつからケータイに電話があり
「バイクが止まった・・・・(困)」
 ※そいつは志布志港からのサンフラワーに乗って大阪まで行くつもりだった。
大崎町にある、父の墓参りと叔母へのあいさつを済ませて行こうとする途中らしい。

とりあえず、叔母の家を俺は知らないので、
「なんか目印があっとこぎぃ 単車を押せっせえ そいかい電話をしい」
 (何か目印のあるところまで バイクを押して そこから電話をしろ)
と伝え、夜7時からの駅伝の練習はキャンセルして大崎町に向かう俺。

十数分後、再び電話があり(走行中にケータイでの通話はやめましょう(笑))
「あんね、今国道の信号の所についた。前にトンカツ屋とパチンコ屋がある」
その電話で、大崎町のR220から都城市に行く広域農道の
交差点とわかったので、
「わかった。とりあえず、どっかさみねとき入っせぇ いっとっまっちょけ」
(わかった。とりあえず どこか寒くない所に入って 一時待っておけ」
と伝え、車を飛ばす。

約10分走り、その交差点の所にある「ワーク館(作業服を売ってる店)」の前にバイクを止めて
ぼーっとしゃがみ込んでる従兄弟が見えた。
車を降りて話をしてみると、途中でエンジンが止まってそれからかからなくなったらしい。
前、船で行くときも同じようなことがあったが、その時は時間をおくと動いてたが
今回はその気配さえないらしく、どうしようもなくなって
電話をしたらしい。

どうしても今日の船で帰らないといけないのか?と聞くとそうらしい。
その時の時間が午後7時。
船の出航が午後7時45分。
そこの交差点から志布志港まで約15分。

結局バイクはそこのお店やサンに一晩おいてもらうことにして、
本人だけ船に乗ることに。
乗船の手続き変更もしないといけないので
単車に別れを告げ、そのまま志布志港へ。

港に着き、手続きを済まし、船中用のエサを買い与え、予定外の交通費用に5000円を
渡し(;_;)、それからそいつは船へと乗り込んでいった。。。。
午後7時30分のことだった。