2003 04/14 01:33
Category : 日記
2年程前のこと。仕事を終えて帰宅すると、娘が
「ゴメンナサイ。お留守番の間にガラスのコップを割っちゃったの」と言った。
見てみると、流し台の横にセロハンテープで元通りに張り付けられたガラスのコップが載っていた。
それはまるで、発掘された土器を再現したかの様にきれいに修復されていた。
「欠片を拾う時に怪我しなかった?他の欠片は?」と聞くと、「大丈夫、ちゃんと掃除機も掛けたから」と娘。
しかし、その様子が少し変だったので、私は
もう一度娘の目を見た。そして、「これ、お姉ちゃんが割ったんじゃなくて、 リョウヤ(息子)の友達が割ったんでしょう!」と言うと。
「なんで嘘だって分 かったの?」娘は驚き、そして不思議そうに私に尋ねて来た。
「アンタが自分で割ったらちゃんと言うでしょ?リョウヤをかばったとしたら、こんな風にわざわざテープで直さないでしょ?これは、リョウヤの友達がやったから、テープで直して、それを隠すために嘘もつくことにしたんでしょ?」
子供達は「ママ、名探偵みたい」と言って、今度は素直に謝った。
「ママに嘘を付いても無駄だって分かった?」と聞くと、子供達は、大きく頷いていた。
「ゴメンナサイ。お留守番の間にガラスのコップを割っちゃったの」と言った。
見てみると、流し台の横にセロハンテープで元通りに張り付けられたガラスのコップが載っていた。
それはまるで、発掘された土器を再現したかの様にきれいに修復されていた。
「欠片を拾う時に怪我しなかった?他の欠片は?」と聞くと、「大丈夫、ちゃんと掃除機も掛けたから」と娘。
しかし、その様子が少し変だったので、私は
もう一度娘の目を見た。そして、「これ、お姉ちゃんが割ったんじゃなくて、 リョウヤ(息子)の友達が割ったんでしょう!」と言うと。
「なんで嘘だって分 かったの?」娘は驚き、そして不思議そうに私に尋ねて来た。
「アンタが自分で割ったらちゃんと言うでしょ?リョウヤをかばったとしたら、こんな風にわざわざテープで直さないでしょ?これは、リョウヤの友達がやったから、テープで直して、それを隠すために嘘もつくことにしたんでしょ?」
子供達は「ママ、名探偵みたい」と言って、今度は素直に謝った。
「ママに嘘を付いても無駄だって分かった?」と聞くと、子供達は、大きく頷いていた。