2003 01/21 23:23
Category : 日記
昨年のカート界の大きな話題は、何と言ってもジュニアと呼ばれる世代の活躍だろう
それは、日本のカートレースの最高峰の3つのクラス(FSA,FA、ICA)のうち、2クラス(FA,ICA)のチャンピオンが15〜6歳のジュニアが占めたからだ。
彼らは約10年前、「15年後の日本人F1チャンピオンを目指して!」というスローガンの元、大宮氏(�鰍qEON代表)の提唱によって始まった、4歳から乗れるキッズカート「REON」からカートを始めた。
その後彼らREON出身者は、ジュニアカート界で活躍するようになる。そして、満12歳を向かえ、大人と同じ舞台でのレースが出来るようになったのだ。
しかし、REON出身のジュニアカーターが、必ずしも彼らと同じように、大人のレースで活躍できるわけではないのが現状だ。
それでは、なぜカートの操縦テクニックも、レース経験も、一般のカーターよりも上回っているはずのジュニアカーターが、初心者のレースで勝つことが出来ないのだろうか?
先日、カートティングテクニックのDVDの解説を担当し、自らも全日本ドライバーであった、山田氏はこう語った。
「ジュニアカーターは、その体格の小ささや、体力のなさから、パワーのあるカートを押さえつけてドライビングするということが難しいのです。また、いわば『ドライビングの英才教育』を受けてきてしまっている、ジュニアは、走り自体がきれいにまとまり過ぎている。つまり、レース自体も、あまり荒れることも少なく、みな整然とレースが行なわれることが多い。しかし、大人のレースはもっとサバイバルな要素が絡んでくる。しかし、それにはあまりにも体力のないジュニアカーターが多すぎます。」
サッカーなどで例えて言えば、それなりに技術のあるJリーグの選手であっても、海外のチームで、その当たりの強さに負けて、自分の技術を発揮できない事があるのと同じような状態なのだ。
また、ジュニアカーターが、セオリー通りのラインどりで速く走れていも、クリアではタイムが出せるが、レースの混戦の中では、思うように走ることが出来ずに結果を残すことが出来ないのだ。
体力とライン、そのどちらも実際に一般のレースに参戦し、もまれて強くなっていくことで、徐々に実力が出せるようになるのだという。
いかに、もまれて相手の当たりにも、カートのパワーにも負けないようにするか。それが、大人の世界へ飛び立ったジュニアカーターの最初の課題になりそうだ。
それは、日本のカートレースの最高峰の3つのクラス(FSA,FA、ICA)のうち、2クラス(FA,ICA)のチャンピオンが15〜6歳のジュニアが占めたからだ。
彼らは約10年前、「15年後の日本人F1チャンピオンを目指して!」というスローガンの元、大宮氏(�鰍qEON代表)の提唱によって始まった、4歳から乗れるキッズカート「REON」からカートを始めた。
その後彼らREON出身者は、ジュニアカート界で活躍するようになる。そして、満12歳を向かえ、大人と同じ舞台でのレースが出来るようになったのだ。
しかし、REON出身のジュニアカーターが、必ずしも彼らと同じように、大人のレースで活躍できるわけではないのが現状だ。
それでは、なぜカートの操縦テクニックも、レース経験も、一般のカーターよりも上回っているはずのジュニアカーターが、初心者のレースで勝つことが出来ないのだろうか?
先日、カートティングテクニックのDVDの解説を担当し、自らも全日本ドライバーであった、山田氏はこう語った。
「ジュニアカーターは、その体格の小ささや、体力のなさから、パワーのあるカートを押さえつけてドライビングするということが難しいのです。また、いわば『ドライビングの英才教育』を受けてきてしまっている、ジュニアは、走り自体がきれいにまとまり過ぎている。つまり、レース自体も、あまり荒れることも少なく、みな整然とレースが行なわれることが多い。しかし、大人のレースはもっとサバイバルな要素が絡んでくる。しかし、それにはあまりにも体力のないジュニアカーターが多すぎます。」
サッカーなどで例えて言えば、それなりに技術のあるJリーグの選手であっても、海外のチームで、その当たりの強さに負けて、自分の技術を発揮できない事があるのと同じような状態なのだ。
また、ジュニアカーターが、セオリー通りのラインどりで速く走れていも、クリアではタイムが出せるが、レースの混戦の中では、思うように走ることが出来ずに結果を残すことが出来ないのだ。
体力とライン、そのどちらも実際に一般のレースに参戦し、もまれて強くなっていくことで、徐々に実力が出せるようになるのだという。
いかに、もまれて相手の当たりにも、カートのパワーにも負けないようにするか。それが、大人の世界へ飛び立ったジュニアカーターの最初の課題になりそうだ。